これが実話!?映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を徹底解説!【ネタバレあり】

ウルフ・オブ・ウォールストリート

ども、エンタメブリッジライターのじゅんぺーです。

今回は映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のあらすじや見どころについてお伝えしていきます。

数々の受賞歴のある作品ですが、映画は「金に、セックスに、ドラッグに」と少々刺激の強い内容で、R18指定にもなっています。

まぁ見ていても、本当刺激物のオンパレードです。(笑)

8割ぐらいは刺激的なシーンなんじゃないかってぐらい、、、

驚きなのが、実はこの映画実話をもとにして作られていて。

アメリカンドリームを掴み、ウォール街の頂点といえるところまでのし上がったものの、そこから一気に転落してしまったハチャメチャな男の半生を描いています。

はっきり言うと「サイテーな男」なのですが、、、(笑)

3時間という長編映画ではありますが、コメディタッチに描かれていて最後まで痛快な気持で見ることができます。

それでは見ていきましょう!!

1.「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の作品紹介

公開日:2014年1月31日(日本)
監督:マーティン・スコセッシ
原作者:ジョーダン・ベルフォート(Jordan Belfort)
原作:ウォール街狂乱日記 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生
出演者:レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)、マーゴット・ロビー(Margot Robbie)、ジョーダン・ベルフォート(Jordan Belfort)、ジョナ・ヒル(Jonah Hill)、マシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey)、ロブ・ライナー(Rob Reiner)。
受賞歴:ゴールデングローブ賞主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)受賞、アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞の5部門ノミネートなど多数の受賞歴あり。

2.「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のあらすじ

ベルフォート上司と食事出典:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B073SKDG1J/

マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオのタッグは、

  1. 「ギャング・オブ・ニューヨーク」
  2. 「アビエイター」
  3. 「ディパーテッド」
  4. 「シャッター アイランド」
  5. 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

とこの作品で5作品目。

2019年夏には6作品目の公開も予定しています。

歴代の作品を見ても数々の受賞歴があり、名コンビと言えるでしょう。

そんな2人の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」とはどんな映画なのか?

まずはあらすじをお伝えしていきます。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のあらすじ(ネタバレなし)

一攫千金を夢見てウォール街にある証券会社に就職したジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。

しかし、ブラックマンデーにより会社は倒産してしまいます。

それから株式仲介人の求人を見つけ、小さな会社で働き始めますがそこで扱っていたのは、「ペニー株」というハイリスク、ハイリターンの詐欺的な株式。

ジョーダンは巧みな話術で、ペニー株を客に売りつけ、たちまち大金を稼いでいきます。

そこから、ドニー(ジョナ・ヒル)と出会い、一緒に会社を立ち上げ大成功。

なんと26歳にして年収49億円!!

まさにアメリカンドリームですよね。(笑)

高級車に、セックスに、ドラッグにと欲望のままに金をつぎ込み、狂乱の日々を送るジョーダン。

しかし、そんな生活が長続きするはずもなく、思いがけない転落が彼を待ち受けていました、、、

「あらすじなし」ではここまでにしておきましょう。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のあらすじ(ネタバレあり)

会社のみんなでパーティー出典:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B073SKDG1J/

ウォール街のカリスマとなったジョーダン。

しかし、ジョーダンとドニーで立ち上げた会社「ストラットン・オークモント社」での販売手法は詐欺まがいのものばかり。

ジョーダンお得意の巧みな話術を従業員たちにも伝え、客にペニー株をどんどん買わせて荒稼ぎしていました。

会社内でも「パーティーに、ドラックに、セックスに」と本当にもうハチャメチャな会社です。(笑)

これが実際にあった会社なんだと思うとびっくりです。

ぼくは個人的にめっちゃ苦手な会社で。

「ザ・体育会系」というか、「テンション上げて、ノリと勢いで、稼げ!!」みたいなあの感じはどうもいけ好かないですね。

ただそのパワーというかエネルギーみたいなものには感心します。

仕事にやりがいを見いだせず、無気力に働いている人が多い今の時代に、必要なのはああいったパワーというかエネルギーみたいなものなのかもしれません。

もちろん、「欲望に溺れろ!!」とは思いませんが、、、(笑)

何事もバランスが大切です。

さてあらすじの紹介に話を戻します。

そんなジョーダンたちの活躍?に目をつけたのが雑誌の「フォーブス」でした。

フォーブスが取材し書いた記事には、

ウォール街の狼(ウルフ・オブ・ストリート)

とジョーダンは名付けられていて、「アブナイ株を勧誘」とまで書かれていました。

ただこの記事のおかげで、金に目のくらんだ若者が入社希望で殺到。

たちまち会社は大きく、さらに目立つようになっていきました。

そんなジョーダンたちの噂はFBI捜査官にまで広がり、目をつけられるようになりました。

税金対策の一環で、会計士であるジョーダンの父マックス(ロブ・ライナー)を雇います。

マックスはジョーダンたちのあまりの傍若無人ぶりに

いつか報いが来るぞ。

と忠告しますが、ジョーダンたちは聞く耳を持ちません。

さらに会社を大きくしようと、上場できる企業を探し、新規株式公開の案件にも手を出します。

詳しい話は置いておきますが、これも違法の取引を行うことで、ジョーダンとドニーがめちゃくちゃ儲かるような仕組みにしていました。

そんなジョーダンたちのもとにFBI捜査官がやってきます。

口が上手いジョーダンは上手いことFBI捜査官をかわしますが、宣戦布告を受けることになるのです。

FBI捜査官に目をつけられたことを知ったジョーダンは、「金を隠さねば」と思い、思いついたのがスイス銀行でした。

これはいわゆる「マネーロンダリング」ってやつですね。

日本語で言うと、「資金洗浄」。

違法な取引や脱税、麻薬などで稼いだ汚れたお金の出どころをわからなくするために、多数の銀行口座へ移して転々とさせることです。

「資金洗浄」という名前ではあるものの、汚れたお金を汚れた方法で洗うようなイメージです。

決して綺麗さっぱりな状態になることではありません。

しかし、ここからジョーダンは転落の道を歩んでいきます。

スイスにお金を運ぶ過程で様々な問題が勃発し、ジョーダンは逮捕。

その後一度は釈放されますが、数々の悪行がばれ、再度逮捕され、ネバダ州の刑務所へ収監されてしまいます。

ジョーダンとドニーの会社である「ストラットン・オークモント社」にもFBIが一斉捜査し、24人以上が逮捕。

ジョーダンのお父さんが言っていた「いつか報いが来るぞ」という言葉通りになってしまうんです。

ただFBIの捜査協力にジョーダンは応じていたため、20年近くあった刑は3年に減刑されました。

そして3年後。

ジョーダンはニュージーランドにいました。

そこでセールス・トレーナーとしてセミナーを開催。

「私にペンを売れ」

といって映画は幕を閉じます。

3.「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の見どころ

営業練習
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B073SKDG1J/

実は、ラストシーンでのセミナーの司会者はジョーダン・ベルフォート本人です。

現在は、本の出版活動やモチベーショナル・スピーカーとして世界中で講演活動を行っているそうです。

転んでもただでは起きないとはこのことを言うんでしょうね。(笑)

その不屈の精神には驚きです。

ここでは、そんなジョーダン・ベルフォートが得意としていた営業スピークに的を当てて、見どころをお伝えしていこうと思います。

人は損をしたくない生き物

ぼくも営業マンとして働いていたことがあるのですが、その時によく言われていたのが、

人は損をしたくない生き物だ。

ということでした。

これは「損失回避の法則」なんて言い方もします。

営業を仕事にされている人であれば、一度は聞いたことがあるかもしれませんね。

そんな人間の心理を利用したテクニックが「ウルフ・オブ・ウォールストリート」にはたくさん出てきます。

必要性を作ること

私にペンを売れ
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B073SKDG1J/

そのナプキンに名前を書け。需要と供給だ。

「このペンを俺に売ってみろ」というベルフォートに対して、仲間が言ったセリフです。

人は自分にとって必要のないものを買おうとはしません。

必要ないものを買うことで損をしたくないからです。

つまり先ほどのセリフでペンが必要な状況を作り出したということですね。

これって極端なことを言うと、買う瞬間だけでも相手に必要性を思わせることができたら、商品を買ってくれるんですよね。

いわば衝動買いってやつです。

ジョーダンたちがやっていたのも必要性を感じさせて、衝動買いをさせる手法だったはずです。

ローンは完済です。

このようにローンがまだ残っているって人に対しては、株を買うことでローンが完済できますよと伝えるんです。

そうすることで、株を買う必要性を感じてもらえるんですね。

ぼくが営業マンだった時はこの視点ってなかったなと思います。

商品の価値をひたすら伝えることだけをやっていて、相手に必要性を作るってことは考えられていなかったなと。

だからダメダメ営業マンでした(笑)

相手視点に立って、「相手がどうしたら必要だと思ってくれるか?」をぜひ考えてみてください。

恐怖心を煽る

きっとなぜもっと買わなかったか後悔する。

貧乏は美しくない。

これらは「買わないと後悔する」という恐怖心を与えているんですね。

要は、「チャンスを逃してしまうと損」っていう気持ちを煽ってるんですね。

何かを手に入れることで発生するかもしれないリスクよりも、人は目の前にあるチャンスを逃すことを嫌います。

例えば、スーパーのタイムセールがやっている時。

ついついたくさんの商品を買ってしまったことってないですか?

あれも「たくさん買うことで腐らせてしまうかもしれない」っていうリスクを考えるのではなく、「タイムセールで買わないと損だ」という気持ちが強くなって買ってしまうんですね。

これはぼくも会社から教わって結構意識してやっていました。

「今日しかやってないんですよー」とか「今日やってもらったら○○円割引に」とかよく言っていましたね。(笑)

「恐怖」って感情は人間の中でも特に強い感情なので、ここに訴えかけるのはすごく有効だと思います。

ただ煽りすぎていると、押し売りみたいになってくるので、程よく使うようにしてくださいね。

営業における最大の武器は「自信」

営業マン時代に学んだことですが、営業における最大の武器は「自信」だと思うんですね。

自信のない営業マンは絶対に売れない!!

と言っても過言ではないと思います。

それは商品への自信もそうだし、自分自身への自信、そしてお客さんはこの商品を絶対買うという自信も大切。

今後は確実に儲けられます。

ウルフ・オブ・ウォールストリートに出てくる人々も超自信満々に話しています。

ペニー株売っているくせにです。(笑)

でも営業マンとしては自信を持つことはすごく大切なんですよね。

自分がお客さんだったらと考えてみてもらえればわかりますが、

  • 自信のない新人で、受け答えも曖昧な人
  • ベテランで自信もあり、はっきりと受け答えしてくれる人

この2人であれば、後者の人から買いたいと思いますよね。

自信がない様子は、どこかに必ず表れてきます。

それは表情かもしれないし、姿勢かもしれないし、言葉遣いや声色、雰囲気かもしれない。

だから営業マンは商品知識を得たり、話す原稿を作ったり、ロープレしたり、、、

たくさん練習を積んで自信をつけるわけです。

営業が苦手って人もいるかもしれませんが、初めから自信満々にできる人なんていません。

「自信ないなー」って人は練習して、実践を積むってことがすごく大切ですよ。

この他にも「緊急性」「希少性」「一貫性の原理」などなど、人間の心理を利用した数々のテクニックが映画の中では出てきます。

外国の映画ではあるので、日本人向けの表現ではありませんが、「こういう話し方をすれば人の心を動かせるのか」ということは見ていてすごく勉強になりますよ。

4.「ウルフ・オブ・ウォールストリート」ライターじゅんぺーの視点

ベルフォートのマイクパフォーマンス
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B073SKDG1J/

欲望の限りを尽くしたと言っても過言ではないジョーダンたちですが、なぜ転落してしまったのかについてぼくなりに考えてみました。

もちろん犯罪を犯していたからと言えば、転落して当然なのかもしれませんが、、、

ジョーダンたちにはある考え方がなかったと思うんですね。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」になかったのは「三方よし」の考え方

ジョーダンたちには「三方よし」の考え方がなかったとぼくは思います。

「三方よし」とは、江戸から明治時代にかけて、近江(現在の滋賀県)で活躍した商人たちの心得のひとつです。

売り手よし。買い手よし。世間よし。

といって、売り手も買い手も満足し、社会貢献にもなるような「3つのよし」がそろっている商売が良い商売だという考え方です。

ジョーダンたちはこの「三方よし」に当てはめて考えると、「一方よし」だったのかなって。

売り手、つまり自分たちのことしか考えずに商売をしてしまっていたんじゃないかなって思います。

  • 会社のみんなにとって本当に幸せなことは何か?
  • お客さんにとって必要なものは何か?
  • 社会にとって自分たちは何ができるか?

こういった視点が欠けていたんだと思うんです。

だからこそ「金に、ドラッグに、セックスに」と欲に溺れ、悪事に手を染めてしまったのかなって。

営業だけではなく、仕事の本質って「誰かの、世の中の役に立つこと」だと思うんです。

自分ひとりだけで完結する仕事なんて1つもありません。

誰かの役に立つ、世の中の役に立つからこそ、初めて価値を生むし、仕事として成り立つんですよね。

人間は欲深い生き物です。

自分の欲だけを追い求めていたら、その欲に溺れて回りが見えなくなっていってしまう。

どこかでこれじゃいけないと思いつつ、そこに向き合うのが嫌で、ドラッグやセックスに逃げて、現実逃避、、、

ジョーダンたちはそんな状態だったのかなって思うんです。

欲があることが悪いわけではありません。

ただそれに溺れてしまって、周りのことまで考えなくなってはダメだよと言いたい。

1人で生きていくことは決してできないんだから。

「三方よし」の考え方は決してビジネスだけのものではないと思います。

ぜひ日常生活から、自分のためなのはもちろん、誰かのため、周りのため、世間のためっていう視点を常に忘れないようにしてください。

5.「ウルフ・オブ・ウォールストリート」はこんな人におすすめ

営業電話中
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B073SKDG1J/

「家族で見てください」とはとても言える映画ではありません。

むしろ子供さんには見せない方がいいんじゃないかなって個人的には思います。

大人も「欲望のままに生きているとこうなるのか」と半面教師として見るぐらいがいいですよ。

今回は見どころで営業の観点からもお伝えしましたので、以下のこんな人たちにおすすめしたいと思います。

営業が上手くなりたい人

営業が上手くなりたい人におすすめです。

ベルフォートが売っている商品は良くないものですが(笑)

それでもそのセールストークは圧巻で、聞いているだけでテンションが上がってくるほど上手だなと思います。

話す内容はもちろん、話し方、立ち振る舞い、熱量などにも注目してみてください。

聞いている人の心を踊らせる。

そんなセールストークをした人はぜひベルフォートの話し方をマネしてみてください。

営業にひっかかってしまう人

逆に営業によくひっかかってしまう人にもぜひ見ていただきたいです。(笑)

もちろん全ての営業マンがあなたを騙してこようとしているわけではないと思いますが、、、

でも自分にとって本当に必要なものなのかは充分に検討する必要はあります。

営業マンの口車に乗って、ついつい商品を買ってしまうという人は、映画を見て、「こうやって営業マンは商品を買わせているのか」ってことを見てみるといいかもしれません。

「三方よし」の考え方ができている営業マンから買うようにしたいですね。

お金持ちになりたい人

FBI捜査官がきた
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B073SKDG1J/

金を稼げば問題は解決する!!

と映画の中でも出てきますが、この映画でテーマにしているのは「金で買えないものはない」ということ。

この映画ではアメリカンドリームを掴んだ、超絶金持ちの生活を垣間見ることができます。

「お金持ちになりたい!!」っていう人はぜひ一度見てみてください。

ただし、ジョーダンたちのように欲望に溺れないようにだけ注意してくださいね。

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