【ネタバレあらすじ】大泉洋と松田龍平の円熟バディが必見の「探偵はBarにいる2 ~ススキノ大交差点~」

こんにちは。エンタメブリッジライターの海山ヒロです。

今回は、シリーズ2作目にしてすでに円熟の域に達している大泉洋と松田龍平のバディ探偵物語、「探偵はBarにいる2~ススキノ大交差点~」についてご紹介したいと思います。

それでは、早速始めていきましょう。

1.「探偵はBarにいる2 ~ススキノ大交差点~」の作品紹介

公開日:2013年5月11日
監督:橋本一
脚本:古沢良太・須藤泰司
出演者:大泉洋、松田龍平、尾野真千子、渡部篤郎、ゴリ、松重豊、田口トモロヲ、篠井英介
受賞歴:第37回日本アカデミー賞・優秀助演男優賞、優秀助演女優賞

2.「探偵はBarにいる2 ススキノ大交差点」のあらすじ


画像出典:https://ja-nk.com/?p=4242

まずは、「探偵はBarにいる2 ~ススキノ大交差点~」のあらすじをご紹介します。

「探偵はBarにいる2 ~ススキノ大交差点~」のあらすじ(ネタバレなし)

北海道最大の歓楽街、ススキノのBarを根城にする探偵の「俺」は、相変わらずのすかんぴん。相棒の高田をお供に、怪しいくも危ない仕事でその日暮らしをしていた。

そんな探偵の友人であるオカマのマサコがある日、殺されてしまう。

得意のマジックで全国大会に出場・優勝した矢先の出来事で、地元の有名人となった彼女(彼)を殺した犯人はすぐ捕まると思われたが……3か月たっても犯人は挙がらなかった。

警察には任せておけないと調査を始めた探偵。

調べていくうち、地元出身の人気政治家が関わっていることが分かる。さらには殺されたマサコがファンだったという美人バイオリニストまで現れ、一緒に真相を突き止めようと探偵に詰め寄る事態に。

「素人は手を出すな」と、バイオリニストの依頼を引き受けた探偵だが、本格的に調べ始めた途端、顔見知りのヤクザに拉致されて―――。

「探偵はBarにいる2 ~ススキノ大交差点~」のあらすじ(ネタバレあり)

北海道はススキノのプライベート・アイ、探偵。

彼が我が街と呼ぶその歓楽街の片隅にあるおかまショーパブのスター・マサコが、ある晩殺されてしまう。探偵の友人でもある彼女(彼)が得意のマジックで見事全国優勝を勝ち取った、翌日のことだった。

すぐに解決すると思われていた事件は、三か月たっても解決せず。それどころか探偵が調査を始めても、ススキノの仲間たちは口を閉ざそうとする。

噂では、マサコは地元出身の大物二世議員・橡脇とかつて関係し、マジック大会で有名になってしまったため消されたというのだ。

単なる噂と一笑に付した探偵だが、調査を始めた直後に顔見知りのヤクザに拉致されあわやの事態に。その後も謎の覆面集団に襲われるは、因縁のある花岡組のヤクザに追われるはで、事件の闇は探偵が想像した以上に深いようだった。

俺の街でいったい何が起こっている!?

そんな焦燥を抱えながら調査をする探偵はある晩、一人の美女に後をつけられる。

その美女・弓子は、殺されたマサコがファンであったバイオリニスト。自分を支えてくれたマサコを無残に殺した犯人を捕まえようと、独自に調査していたというのだ。

彼女を依頼人として調査を再開した探偵だが、「敵」は地元でも人気の政治家。追手は方々から襲ってくる。調査のため、一時身を隠すために札幌から室蘭へ。

そこで探偵たちが耳にしたのは、マサコの悲しい過去と、橡脇の殺人への関与を裏付ける証言だった。

義憤にかられ、なにより友人の敵を討とうと橡脇の事務所に乗り込む探偵。命をすてる覚悟で対峙する探偵に橡脇は、「マサコを殺したのは自分かもしれない」と謎めいた言葉を投げかける。

橡脇は本当にマサコ殺しの犯人なのか。そしてマサコと美貌のバイオリニスト弓子との関係は?

事件の、愛する街の闇に分け入った探偵が見つけた「真実」とは。探偵は最後に何を思うのか………。

3.「探偵はBarにいる2 ~ススキノ大交差点~」の4つの見所

見どころその①さらに篤く(熱く)深まった相棒との絆は必見!


画像出典:https://eiga.com/movie/77702/gallery/

ファニーフェイスに捨て身のギャグが持ち味の大泉洋が、ハードボイルドに挑戦して見事に成功したシリーズ第一作目の「探偵はBarにいる」。

意外といっては失礼ながら正統派のハードボイルドスタイルに、謎が謎を呼ぶミステリー展開。そして何より探偵と松田龍平扮する高田のバディが熱かったあの作品の続編となれば、観る前から期待アゲアゲでした。

そんなファンの期待にこの「探偵はBarにいる2 ススキノ大交差点」は、見事に応えてくれています。高田は相変わらず眠そうだし、とぼけているし、事あるごとにお菓子を食べている。

けれど大泉・探偵は言わなくとも本当のピンチには必ず彼が駆けつけてくれると、知っている。そして普段のちょっとした掛け合いと間が、もうねぇ!

シリーズ2作目にして、この阿吽の呼吸。円熟味さえ感じさせます。

特におすすめなのが、トレイラーでも紹介されているあのシーン、今回の依頼人・弓子と最初に出会うシーンです。

後をつけてきた彼女がスタンガンで攻撃してきたので、慌てて応戦した探偵。攻撃された部分が大事な場所だったため、ズボンを下ろして確認していたのですが、そこへタイミングよく(悪く?)高田が来ます。

事情を知らなければ、女性を今まさに襲うおうとしているように見える探偵に、

さすがにこれは、ダメでしょ。

と口先で笑って殴り掛かる高田。

ちょ、これには事情が

と言い訳しながら殴られる探偵……。

あぁもう可笑しすぎる。このシーンだけ何度も繰り返し見てしまいます。

僕らもスタッフも皆が楽しみにしていた現場だった

あるインタビューで大泉洋がそう答えていた通り、二人の仲の良さが画面の向こう側からも伝わってきます。

見どころその②今回も驚きの配役で魅せます。ハマリます。


画像出典:https://www.cinematoday.jp/news/N0049716

シリーズ1作目も配役で驚かされましたが、今回も負けてはいません。

まずは、殺されてしまうおかまのマサコちゃん。お笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリが演じています。

芸名のゴリそのもののいかつい顔なのに、表情や仕草で見事におかまさんを演じていて、「やだカワイイ~」なんて、新たな扉を開きそうになりました。

そして彼女(彼)の勤めるショーパブのママ・フローラ役には、篠井英介。映画やドラマではいぶし銀、もしくはトリッキーな男役が多い篠井氏は、舞台では女形として名をはせています。

だから当然と言えば当然なのかもしれませんが、いや~ほっそりとした身体に合わせたドレッシーな衣装がお似合いで、お綺麗でした。

こんなおかまママ、全国に50人いそう。そして通い詰めて、身の上相談とかしちゃいそう。

もう一つ。大物二世議員・橡脇を演じた渡部篤郎。

こちらは「驚き」の配役というよりも、ぴったりハマったというか。「こんな政治家いそう。って言うか、これあの二世議員をイメージしない?」と思わず呟いてしまうしっくり配役です。

スタイリッシュで誠実そうな顔を見せているのに、人間的な厚みはゼロ。耳障りの良い高尚な理念を掲げてみせても、ちっとも心に響いてこない。

そんな政治屋さんを見事に体現した姿は、露悪的なくせに正義漢な探偵と鏡写しのようで、重要な役どころ。二人の対決シーンは本作の中でも出色の出来ではないでしょうか。

見どころその③お馴染みのあのキャラと台詞でも魅せる!


画像出典:https://eiga.com/movie/77702/gallery/

シリーズもの見どころと言えば、濃いサブキャラ達の再登場と、お馴染みの決め台詞。「探偵はBarにいる」シリーズでもその定石はきっちり踏襲されています。

まずは波岡一喜さん扮する花岡組の佐山。今回も、鼻血をたらしています。

いやぁ。「のだめカンタービレ」の時からキザ男風ながらもどこかトリッキーな顔芸を見せてくれていた彼ですが、この「探偵はBarにいる」シリーズでそのトリッキーさに拍車がかかっていますねぇ。

登場シーンは短いのに、画面に顔が映った瞬間、「でた~(笑)!」と叫んでしまうそのインパクトたるや。3作目にもぜひ登場してほしいキャラクターです。

そしてもちろん、あの人も出ていますよ。松重豊扮する桐原組の若頭、相田。

今回もお得意のサウナシーンと、「それ、首折れてるんじゃない?」と突っ込みたくなるくらいに盛大に首を鳴らしてくれます。もちろん白目も健在です。

シリーズ3作目にもトレイラーの段階で登場していますから、きっと相田は原作者もお気に入りのキャラクターなのでしょうねぇ。

そうそう。原作者と言えば、1作目に続き、この2作目でも原作者の東直己がカメオ出演しています。前作同様今作でもお酒を手にしてしれっと風景に溶け込んでいますから、ぜひ探してみてください。

そして高田の決め台詞

惚れたのか?

は、安定のローテンション。なのにどすんと来るから不思議です。彼はいつも探偵にそう聞きますが、彼自身が依頼人に惚れることはないのでしょうか?

探偵の決め台詞、

探偵は依頼人守んなきゃいけないんだよ!

あらやだ大泉さんたらカッコイイじゃないですか。あのファニーフェイスが絶世のイケメンに見えてくるくらい、シリアスかつ熱くて。今回も、泣かされてしまいました。

見どころその④さらに過激な、「お子様は見ちゃダメ」シーンが!?


画像出典:https://eiga.com/movie/77702/gallery/

前作の「探偵はBarにいる」は、ハードボイルド探偵物語です。そして本作「探偵はBarにいる2 ~ススキノ大交差点~」も、骨太のハードボイルドストーリー。

もちろん主演の大泉洋さんの持ち味であるコメディタッチは随所に見られますが、手に汗握るアクションや、肉がぶつかり血が飛び交う乱闘シーンがあります。だから今回もPG12指定。

まず冒頭から、探偵はスキージャンプ場のスタート地点で縛られて登場しますし、調査中に襲ってくる覆面集団はバットだのゴルフクラブだので殴り掛かってきます。

そしてハードボイルドで欠かせない、女性とのあれこれシーンもありますよ~。探偵役の大泉さんが前作で「乱暴なエロス」と語ったシーンが、今作でもはっちゃけています。

そのシーンが映画のかなり早い段階でおっぱじまった時には、「あれこれPG12で済むかな? R18……少なくとも15は行ってるんじゃ?」なんて危惧しましたが……。

そこはさすがの大泉さん。コミカルな味付けがしてあり、大人ならば「あらあら身体はってますねぇ」と微笑ましく見守れるシーンとなっています。

そう。身体を張っているといえば、今作では探偵のサービスショットが目白押し。サウナシーンや大人なシーンで、存分に魅せてくれます。

前作に比べて身体を絞ったのでしょうか。細いけれどもしっかり筋肉がついた大泉洋さんのお身体を、どうぞお見逃しなく。

4.「探偵はBarにいる2 ~ススキノ大交差点~」をおすすめの人

本作品も第一作目と同じく、本格ハードボイルド物語好きな方と、子供向けの作品に飽き飽きした方におすすめです。そしてさらに、こんな方々にも。

北海道の観光地を楽しみたい方に

「北海道がよく見えてほしいし、映画やドラマを見た人たちが現場に行ってみたい気持ちになって、観光に来てくれればうれしい」

あるインタビューで大泉洋さんがそう語っていたように、本作品には北海道の観光地がたくさん出てきます。

探偵の「我が街」ススキノはもちろんのこと、冒頭で探偵が吊るされているジャンプ台は、大倉山ジャンプ競技場。あの日の丸飛行隊が飛んだジャンプ台です。

カーチェイスを繰り広げる峠は、中山峠。美しい紅葉を堪能できます。

そして探偵達が高田の愛車ビュートで行くのは港町・室蘭。ヒロインの弓子がペンギンの行進に歓声をあげた遊園地や、流木で砂に文字を書いた海岸など、映画を観た後きっとあなたも訪れてみたくなるはず。

バディ・ムービーをこよなく愛する方に

例えば、水谷豊さん主演の長寿ドラマ、「相棒」シリーズ。

例えば、エディ・マーフィーを一躍トップスターにのし上げた「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ。

そうそう、ジャッキー・チェンとクリス・タッカーの凸凹コンビが妙にはまった「ラッシュアワー」シリーズなんてのもありますね。

タイトルでも見どころでも熱く語らせていただきましたが、この「探偵はBarにいる2 ~ススキノ大交差点~」は、そんなバディ・ムービーをこよなく愛する方にぜひおすすめしたい映画です。

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