エモい!映画「夜のピクニック」のあらすじとネタバレを紹介

エンタメブリッジライターのじゅんぺーです。

今回は映画「夜のピクニック」についてのあらすじと見どころについてお伝えします。

第2回本屋大賞にも選ばれている小説を映画化した作品です。

原作者の母校で実際に行われていた、24時間かけて80㎞を歩く「歩行祭」を舞台に、高校生の青春を描いた映画です。

実はぼくも、高校生の頃、強行遠足と呼ばれる学校行事で80kmほど歩いたことがあるんです。(原作者の母校とは違う高校です。)

映画を見ると思わず、「懐かしいなー」と思わずにいられませんでした。

きっと皆さんも「あー青春っていいな」って思うほどエモい作品ですよ。

ということで、映画「夜のピクニック」について見ていきましょう。

1.「夜のピクニック」の作品紹介

公開日: 2001年11月3日 (日本)
監督: 長澤雅彦
原作者:恩田陸
原作: 同名の小説「夜のピクニック」
出演者:多部未華子、石田卓也、郭智博、西原亜希、貫地谷しほり
受賞歴:第2回本屋大賞を受賞した小説を映画化

2.「夜のピクニック」のあらすじ


出典:https://blogs.yahoo.co.jp/yorupic/21270345.html

ここからは「夜のピクニック」のあらすじについてお伝えしていきます。

映画をまだ見たことがない人は、「ネタバレなし」の部分だけ見るようにしてくださいね。

それでは紹介していきます。

「夜のピクニック」のあらすじ紹介(ネタバレなし)

全校生徒が24時間かけて80㎞を歩く高校の恒例行事である「歩行祭」。

主人公の甲田貴子は、高校三年生で今年最後となる「歩行祭」に臨もうとしていました。

「好きな人に告白する」「最後まで歩き抜く」など生徒それぞれが色んな思いを抱えている中、貴子は最後の歩行祭で自分の中である秘密の賭けをすることに。

それは、「同じクラスの西脇融に話しかける」ということ。

お互いずっと前から気になってはいたものの、一度も話をしたことがありません。

恋愛感情とは別のある理由から、お互いがお互いを意識しているのですが、周りには誤解をされていて。

煮え切らない2人に対して、最後の歩行祭で2人をくっつけようと様々なクラスメイトがあれやこれやとけしかけていきます。

そして、とうとう2人で話すことになった2人の結末とは。。。

「夜のピクニック」のあらすじ紹介(ネタバレあり)


出典:http://blog.livedoor.jp/yo_hey_13/archives/51687691.html

甲田貴子と西脇融は、お互いのことを気になってはいたものの敬遠していました。

それは「好意からくる恥ずかしさ」ではなくて、2人の間には複雑な事情があったのです。

それは、異母兄弟であるということ。

融の父親は、貴子の母親と不倫関係にあり、2人は同じ年に生まれたのです。

融の父親は他界しており、その葬式で2人は初めて会うことになります。

そこからお互いに意識し合うようになりますが、話をすることはなく、最後の歩行祭を迎えることになるのです。

そんな2人の関係性をクラスメイトは知らずに、恋愛感情だと勝手に勘違いをしています。

歩行祭の最中にも、様々な友達たちから2人の思いを聞き出そうと問い詰められることに。

貴子と融はいずれも恋愛感情はないと否定するものの、信じてもらえません。

しかし、そんな2人の複雑な関係を知るのが、貴子の親友でもある遊佐美和子と榊杏奈です。

最後の歩行祭に臨む貴子と美和子のもとに、ニューヨークに住む杏奈から意味深な手紙が届きます。

たぶん、私も一緒に歩いているよ。去年おまじないをかけておいた。貴子たちの悩みが解決して、無事ゴールできるようにニューヨークから祈っています。

この手紙の意味を紐解くキーパーソンになるのが、杏奈の弟、順也です。

ニューヨークから来た順也は、歩行祭を見ながら友達とキャンプをしていて、貴子を見つけて話しかけてきます。

順也には実はある目的がありました。

それは、杏奈の好きな人を見つけることです。

順也は歩行祭の最中に美和子へも接触し、杏奈の好きな人を探し回ります。

映画後半部、貴子、美和子、融、融の親友である戸田忍がたまたま4人で歩いている所で、順也は再び登場します。

「杏奈の好きな人」をもう一度貴子と美和子に聞きますが、わからないと言われてしまいます。

そこに一緒にいた融に対しても、「兄弟はいるか?」と質問を投げかけます。

一度は「いない」と否定するものの、「みんなの知らない兄弟は?」と問いかけられ、意味の分かる貴子、美和子、融は黙り込んでしまいます。

その様子を見た順也は、貴子と融が兄弟だということを見抜きます。

なぜ見抜けたかと言うと、杏奈は順也に向かって、「友達の兄弟が好きな人」と伝えていたからなんです。

その場の雰囲気を察して、「マズイことを口にした」と感じた順也はその場を立ち去ります。

しかし、そこからそれをきっかけに貴子と融の2人の関係は進展していくのです。

はじめて2人で話をし、お互いの気持ちを打ち明ける2人。

今まで隠し続けていた自分の本音をお互いが伝え合うことで、徐々に2人は打ち解けていきます。

そして、ゴール目前に差し掛かった時に、順也が再び4人の前に現れます。

そこで、美和子は気づきます。

そっか。杏奈のおまじないって順也君のことだったんだね。杏奈に伝えて!「おまじないは効いた」って。

実は、貴子と融の関係性を知る杏奈が、2人が話をするきっかけを作るために、順也を送り込んだのです。

こうして、和解した2人は、美和子、忍、順也と共に無事ゴールするのでした。

3.「夜のピクニック」の見どころ


出典:https://ameblo.jp/blacksmoker/entry-10088895716.html

ここまでは、「夜のピクニック」のあらすじをお伝えしました。

大まかなストーリーはわかっていただけたかと思います。

ではここからは「夜のピクニック」の見どころについて見ていきましょう。

ただ歩くだけなのに特別

映画の最初にも出てくる「夜のピクニック」のキャッチコピー。

並んで一緒に歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろうね。

この言葉がぼくはすごく印象に残っていて。

映画を見ていただければわかりますが、「歩行祭」ってただただ歩くだけなんですよね。

ぼくも実際に高校生のころにひたすら歩きましたが、本当にただそれだけ。

何か特別なことが起きるわけではないし、ゴール地点も特別な場所でもないし、一緒に歩く人もいつも一緒にいる友達。

学園祭や体育祭のほうがイベント事としてはすごく盛り上がるんですが、それとはまた別の感じというか。

そして、今でもずっと深く心に残っているのは歩行祭の方だったりします。

そんな風にただ一緒に並んで歩くだけなんですが、そんなイベントがすごく特別な感じがするんです。

なぜ特別に感じるのでしょうか?

時間は巻き戻すことは出来ない

融の親友でもある忍が、融に向かっていったセリフでこんなものがあります。

こんな風にさ、時間が目に見えることってめったにないよな。さっきまで歩いてた時間があそこ。んで、これから何分後かにはあそこ。こうやってさ、一瞬一瞬が過去になっていくっていうかさ。もう後戻りできないっていうかさ。

このセリフの通りで、「時間」っていうのは普通は目に見えないものです。

常に存在しているものではあるんですが、ほとんどの人が意識したことはないのではないでしょうか?

ぼくもこのセリフを聞いた時に「ハッ」としました。

「ただ歩くだけ」のイベントが特別に感じられたのは、「時間を意識する」ことができたからなのかなとぼくは思うんですね。

時間っていうのは、常に流れているもの。仕事をしていようが、友達と遊んでいようが、食べていたり、寝ていたり、ぼーっとしていたり...

何をしていても常に流れているんですよね。

そして、その流れを止めることも巻き戻すことも誰にもできません。その一瞬一瞬がその瞬間しかない特別なものなのです。

そんな風に時間の大切さに気づいて出たセリフが先ほどのセリフなんじゃないのかなと思います。

一年に一回しかない「歩行祭」。

ただ歩くだけなんですが、その一瞬一瞬がもう二度と訪れることのない貴重な時間であり、特別なものなのです。

だからこそ、悔いのないようにしてほしい。

そう思って、戸田忍は西脇融に向かってこのセリフを伝えたんじゃないかなと思うのです。

一生に一度しかないその瞬間を大切に生きよう

さらに映画の後半。

またまた融が道中怪我をしてしまった時の戸田忍のセリフです。

もう一生こんなところに座って、こんなアングルで、この景色眺めることなんてないんだな。

これも深いセリフだなと思っていて。

このセリフが出た時に目の前にあるのは田んぼ。

特別何か美しい景色ではありません。それに登場人物たちにとっては、学校周辺の見慣れた場所でもあるはずです。

それなのに、「一生ない」と言ったのは、時間は常に流れていて、後戻りできないというさっきのセリフにも通じてくる感情だと思います。

今後同じ景色を見ることはあったとしても、それはその瞬間とはまた別の景色であって。

一緒に見る人も違うかもしれないし、時間帯も違うかもしれない。自分の年齢だって、見ている時の感情だって違う。

目の前に広がる景色というのは、たとえ同じ場所だとしても、全く同じように見えるということは二度とありません。

その瞬間とは、一生に一度しかないのです。

だからこそ、一瞬一瞬を大切にしなきゃいけないなと思いました。

いい瞬間を積み重ねるからこそ、いい一日に。

いい一日を積み重ねるからこそ、いい一年に。

そして、いい一年を積み重ねていけば、いい人生になるのです。

これは「歩行祭」でも一緒で。

一歩一歩を積み重ねるからこそ、ゴールに少しずつ近づいていって、最終的にゴールにたどり着くことができるんですよね。

そうやって、一つひとつの瞬間を丁寧に過ごすことだったり、何事に対しても小さな一歩を重ねていくことっていうのが大切なんだなと。

そんな大切なことを教えてくれる映画だったなーと思います。

4.「夜のピクニック」はこんな人におすすめ


出典:https://ameblo.jp/blacksmoker/entry-10088895716.html

「夜のピクニック」をおすすめしたい人はこんな人です。

  • 青春時代を思い出したい人
  • 友情の大切さを実感したい人
  • 夜のピクニックを実際にやってみたい人

ひとつずつ紹介していきます。

青春時代を思い出したい人

高校の学校行事を舞台にしている作品なので、自分の青春時代と重ねながら見ることができます。

「夜のピクニック」には、様々な登場人物が出てきますが、どれも「あー、こんなやついいたな」って思るようなキャラクターで。

将来選挙に出そうな正義感の強い生徒がいたり、次々に恋人をとっかえひっかえしている生徒がいたり、、、

高校にもそういう人いましたよね。

そうやってついつい共感できてしまう魅力的なキャラクターもたくさん登場しますので、「青春時代を思い出したいという人」にはおすすめです。

友情の大切さを実感したい人

80kmを歩き抜くのは想像以上に大変なものです。

途中で「歩きたくない」「もう限界」という生徒がいるのも当然のこと。

そういって途中であきらめそうになった時に、支えとなってくれる存在が一緒に歩いている友達です。

みんなと一緒に歩いているから、最後まで歩き抜くことができる

友情って素晴らしいものですよね。

そういった友情の素晴らしさを感じたいという人にもおすすめの映画です。

夜のピクニックを実際にやってみたい人

「夜のピクニック」を実際に見ていると、自分も一緒に歩いているかのような気分にもなれます。

「実際に夜歩いてみたいけど、80㎞はさすがに、、、」

と思われる人はまずこの映画を見てみてください。

映画を見ているだけで、「歩行祭」の雰囲気を一緒に味わうことができますよ。

5.「夜のピクニック」まとめ

夜のピクニックは、見ているだけで青春時代の思い出を蘇らせてくれるような映画です。

びっくりするような展開が繰り広げられるような映画ではありませんが、見終えるとほっこりとするような作品で、ふとした瞬間に見返したくなるような気持ちになります。

実際に歩くことはできなくても、「夜のピクニック」を少しでもやってみたいという人には、おすすめできる映画ですよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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