映画「モールス」!隣家の女の子は実は〇〇?3分で読める詳細ネタバレ

こんにちは!エンタメブリッジライターのリョウです。

今回はホラー映画ながら、愛とは何かを考えさせられる映画「モールス」を紹介します。

普通のホラー映画も、普通の恋愛映画も見飽きたという人にはピッタリな映画です。

ホラー映画としては異色の恋愛要素が多く、普通の恋愛映画としては二人の運命はあまりにも残酷でしょう。

それではさっそくはじめていきましょう。

1.モールスの作品紹介

公開日:2011年8月5日(日本)
監督:マット・リーヴス
原作者:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
原作:ぼくのエリ 200歳の少女、 MORSE -モールス-

出演者:コディ・スミット=マクフィー、クロエ・グレース・モレッツ、リチャード・ジェンキンス、カーラ・ブオノ、イライアス・コティーズ
受賞歴:ゴールデン・トマト賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、サターン賞

2.モールスのあらすじ紹介

モールスメインビジュアル
画像出典:https://blogs.yahoo.co.jp/kuukuu05/62741615.html

モールスのあらすじを紹介します。

モールスのあらすじ(ネタバレなし)

オーウェンは雪に閉ざされた田舎町に住む少年。

学校でのイジメ母親との関係の希薄さに悩んでいました。

そんな中ある日、隣家にお父さんのトーマスと一緒に引っ越してきた少女アビーと出会います。

そしてアビーも孤独を抱える少女でした。

そんな2人が惹かれあうのに時間は入りません。

しかし2人が仲良くなっているのと時を同じくして、町では残酷な連続猟奇殺人事件がおこり始めます。

モールスのあらすじ(ネタバレあり)

オーウェンにとって、唯一心の許せる存在になっていたアビー。

しかしそのアビーとそのお父さんのトーマスこそが、残酷な連続猟奇殺人事件の犯人でした。

アビーは人間の血を吸うことでしか生きることのできない、200歳のヴァンパイアだったのです。

そしてトーマスは、実はお父さんではなくアビーのために人間の血を集めている恋人でした。

事実を知って恐れる気持ちはあるものの、アビーから離れられないオーウェン。

学校では虐められて、家では居場所がないと感じているオーウェンが笑っていることができるのは、アビーと一緒にいる時だけです。

時期を同じくして、今までアビーのために血を集めていたトーマスが刑事に捕まります。

トーマスはアビーのことがバレないように、自分の顔に酸をかけて自殺を図りますが、トーマスの残した手がかりを元にアビーに疑いを持ち始めた刑事。

そんな中、トーマスが血を集めることができず、飢えたアビーは人を襲ってしまいます。

そして生き残った被害者は「12歳くらいの女の子に襲われた」と証言をしました。

証言で確信を得た刑事はついに、アビーの家にやってきます。

刑事がアビーの家にきたシーン
画像出典:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FIWHTB8

その時アビーは浴槽の中で寝ていました。

オーウェンは最初、どうすることもできません。

刑事がアビーを探しているのを見守っていました。

そして刑事はお風呂場に入り、アビーの入っている浴槽の蓋を開けようとします。

ヴァンパイアにとって日の光を浴びてしまえば致命傷です。

そこで刑事が浴槽を開けようとした瞬間に、オーウェンが刑事の注意を逸らし、その隙にアビーは刑事を殺害します。

罪の意識とアビーへの恐れから一時は、オーウェンはアビーから離れていきます。

しかしアビーから離れたオーウェンに待っていたのは、元の辛いイジメに耐える生活です。

どんどんイジメはエスカレートし、ついにオーウェンは殺されそうになります。

そんなオーウェンを助けに来てくれたのがアビーでした。

虐められているオーウェン
画像出典:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FIWHTB8

アビーに命を救われたオーウェン。

もう迷いはありません。

オーウェンはアビーと2人、孤独な旅に出るのでした。

3.モールスの見どころ

モールス見どころシーン
画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=zrpHiDECjlA

モールスの見どころを紹介します。

雪で閉ざされた田舎町の物哀しさ

モールスは雪で閉ざされた田舎町が舞台です。

非常に陰鬱としています。

その陰鬱とした雰囲気が、オーウェンとアビーを取り巻く環境にベストマッチ。

普通のホラーを見たときの感情が「怖い」「緊張する」「興奮する」というものであれば、モールスは「物哀しい」という言葉がピッタリでしょう。

観終わった後に心がスッキリしたり、幸せを感じるようなことは決してありません。

しかしその物哀しさが時には欲しくなる時もあるはずです。

モールスの舞台
画像出典:www.amazon.co.jp/dp/B00FIWHTB8

少年の破滅の運命

最終的にはアビーと一緒に、辛いことの多い町を後にして旅に出たオーウェン。

ヴァンパイアのアビーを受け入れて、真実の愛を見つけたようにも見えます。

しかしオーウェンを持っているのは、幸せなんかではありません。

アビーのために人を殺し、警察に終われ、最終的にはアビーの元恋人のトーマスと同じように、アビーに血を吸われて死ぬ運命です。

少年はアビーと旅に出ることは、破滅への道を進むことに他なりません。

室町時代の猿楽師「世阿弥」が以下のような言葉を残しています。

散るゆえによりて、咲く頃あればめづらしきなり。

「花は散るからこそ、良いものなんだ」という意味です。

オーウェンとアビーの恋の行く末には破滅が待っているからこそ、いずれ散ってしまう花のように美しいのでしょう。

天使?悪魔?クロエ・モレッツの魅力

モールスの主人公が虐めを告白するシーン
画像出典:www.amazon.co.jp/dp/B00FIWHTB8

アビーを演じたクロエ・グレース・モレッツは当時14歳。

まさしく天使のような見た目です。

その天使のようなクロエ・グレース・モレッツがモールスだけで9個の賞を受賞した演技力を持って、ヴァンパイアのアビーを演じます。

天使のような見た目に、200歳のヴァンパイアの中身。

そのミステリアスさに惹かれるのは、オーウェンに限ったことではないでしょう。

モールスは「僕のエリ 200歳の少女」という映画をリメイクしたものです。

「僕のエリ 200歳の少女」も非常に高く評価されています。

しかしクロエ・グレース・モレッツ演じるアビーの方が魅力的なのは確実です。

アビーの思いとオーウェンの皮肉な運命

モールスのアビーが主人公を一緒に寝るシーン
画像出典:www.amazon.co.jp/dp/B00FIWHTB8

例え破滅が待ち受けていても、破滅するまで幸せだったらその恋は悪いものではありません。

しかしアビーに関してはいくつか気になる点があります。

アビーはトーマスと引っ越してきて、トーマスが刑事に捕まるまでは一緒に暮らしていました。

その時に「自分で(血を)探しに行けっていうの?」というトーマスと口論をしていたり、トーマスが証拠隠滅のために自分で顔に酸をかけて死にそうになっている間に、オーウェンと親密になったりしています。

トーマスがオーウェンと仲良くなるアビーに、「あの少年と仲良くしないでくれ」と言っているのも印象的です。

アビーと一緒になる男たちは、普通の生活を捨ててアビーと一緒になっています。

男性なら美少女に恋に落ちて、誰もいない場所に2人で行くような物語に心惹かれるものです。

ライターが小さい頃に、アビーくらい可愛い女の子と恋仲になれそうであれば、自分の全てを捧げても一緒にいたいと思っていたことでしょう。

男たちにとって、アビーが唯一無二の存在であるのは疑いの余地もありません。

しかしアビーにとってはどうでしょう?

アビーは200歳。

一人の男が40年ずつ一緒にいたとしても、4〜5人はアビーと生涯を共にしたはずです。

アビーのトーマスに対する態度をみていると、アビーにとってそれぞれの男は代替可能な存在で、特別ではないのかもしれないと疑わざるを得ません。

アビーは12歳の見た目のまま、中身も12歳から変わっていないとする意見もあります。

12歳くらいの女の子であれば「〇〇君大好き」といっていた次の日には「△△君大好き」と気が変わっていることも多いです。

もし見た目は年を取らないものの、中身は年をとっているのであれば、オーウェンを利用しようとしていることも考えられます。

アビーは時おりすごく大人らしい表情をしており、悪女にも見えます。

実は破滅するのはオーウェンだけなのかもしれません。

5.モールスはこんな人にオススメ

モールスの主人公が隠れ家にアビーを招待するシーン
画像出典:www.amazon.co.jp/dp/B00FIWHTB8

特にモールスがオススメの人を紹介します。

普通の恋愛映画に飽きた人

モールスのアビーは家主の招きがないと家に入れない
画像出典:www.amazon.co.jp/dp/B00FIWHTB8

最初は仲の良かった2人が、喧嘩をしたりしながらも障害を乗り越えるような恋愛映画や、最初は全く意識しておらず、むしろお互い嫌い同士だったのに、いつの間にか恋に落ちている。

そんな普通の恋愛映画はたくさんあります。

しかしモールスの恋愛はそんな恋愛映画とは一線を画すものです。

モールスの恋愛には絶対にハッピーエンドは待っていません。

しかしモールスのような破滅へと突き進む恋愛というのは、現実にもあります。

  • 彼女や彼氏がいる相手との恋愛
  • 優しい時もあってイケメンだけど、浮気性で少し暴力的な男との恋愛
  • とっても美しいけど、すごくわがままな女性との恋愛

これらの恋愛も破滅へと続く恋愛です。

破滅に続くとのはわかっている、だけど止めることができない。

そんな恋やそんな恋をさせてくれるような異性が好きな人は少なくありません。

2人で堕ちていくような恋が好きな人には、モールスはオススメです。

人生が上手くいっていないと感じている人

陽の光を浴びられないアビーを箱に入れて旅に出るオーウェン
画像出典:www.amazon.co.jp/dp/B00FIWHTB8

オーウェンもアビーも人生が上手くいっていません。

オーウェンは両親が離婚しており母親との触れ合いもなく、学校ではいじれられています。

アビーはヴァンパイアとして生まれた時点で人生が上手くいっているとは言えないでしょう。

アビーはオーウェンの隣家に引っ越してきますが、おそらく元住んでいた町で警察に勘付かれたり、引っ越さないといけない事情があったはずです。

そのうえ引越し先の町で、トーマスが死んでしまいます。

そんな絶望の中で二人は心を通わせ、旅に出るのです。

確かに待っているのは破滅かもしれません。

しかしオーウェンもアビーも絶望の中でお互いにとって大切な存在を見つけました。

私たちの人生も同じです。

確かに人生が上手くいっていないときは辛いでしょう。

しかしそんな辛い中でも、幸せを感じされてくれるものがあるはずです。

悲しい気持ちが味わいたい人

モールスで主人公たちが刑事を殺した後のキスシーン
画像出典:www.amazon.co.jp/dp/B00FIWHTB8

いつも満たされた気持ちを感じていると、映画で悲しい気持ちを味わいたくなる人もいるはずです。

そんな人にもモールスをオススメします。

モールスでは絶望を味わっているオーウェンとアビーが、お互い大切な存在を見つけました。

しかしオーウェンは数十年後には、トーマスを同じ運命を辿るでしょう。

アビーと一緒になったのだって、自ら進んでというわけではないかもしれません。

母親とは不仲で学校では居場所もない、離婚した父親は生きているものの、オーウェンを愛しているとは到底言えない状況です。

唯一頼れるのが、ヴァンパイアであるアビーでした。

他に選択肢はないわけです。

アビーもオーウェンと一緒になっても、彼はアビーの寿命から考えれば、すぐに死んでしまいます。

作中でアビーが噛んだ女性がヴァンパイアになっているので、オーウェンを噛んで一緒にヴァンパイアになる方法もあるという意見も多いです。

しかしアビーに噛まれた女性ヴァンパイアは知性が0のようでした。

もしオーウェンが知性0のヴァンパイアになれば、旅を続けるのは困難でしょう。

そのためオーウェンをヴァンパイアにして、長生きさせるのは難しそうです。

オーウェンは、ヴァンパイアにはならずに死んでしまいます。

そうなればまた新しい子を探すしかありません。

アビーは好きな人ができる度に、その人が自分をおいて先に死んでしまうのがわかってしまいます。

決して満たされた人生ではないでしょう。

舞台の田舎町の情景と相まって、見終わった後には心に何かつっかえたような感じがします。

可愛い外国人の子供に癒されたい人

ここまで物語の内容をメインに言及してきましたが、もう一つ注目するべきなのが、主演の2人の子供の可愛さです。

クロエ・グレース・モレッツはもちろん、オーウェンを演じるコディ・スミット=マクフィーも非常に可愛らしい見た目をしています。

オーウェンは学校で「女の子みたいだ」といっていじめられていますが、本当に中性的です。

そんな二人が仲良く、時には少しイチャイチャしているのを見るだけでも、満足感は得られます。

また本来ならムカつく奴であるはずの苛めっ子を演じるディラン・ミネットの可愛さも忘れてはいけません。

フィクションとはわかっていても、虐め描写などを見ると怒りが湧いてくる当記事ライターも、許してしまったくらいです。

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