【ネタバレ注意】時を超えた親子愛!インターステラーの魅力を徹底解説!

こんにちは!エンタメブリッジライターのヒビキと申します。
今回は「インターステラー」についてその魅力や見所などを徹底解説していきます!

インターステラーはクリストファー・ノーラン監督による大傑作SF作品で、徹底的にこだわりぬかれた設定・映像・音楽・物語が話題になり当時IMAXで鑑賞するインターステラーは疑似的な宇宙体験だとして数々の映画ファンを唸らせました。

当時劇場に足を運べなかった人にも朗報があり、インターステラーはその評判・人気の高さゆえに現在も不定期ですが劇場でリバイバル上映されています。

ですので、今後機会があった際には劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。私の人生の中でも、ベスト入りするほど好きな作品ですので、今回インターステラーの素晴らしさを皆さまと共有できるのを嬉しく思います。

それでは早速いきましょう!

1.インターステラーの作品紹介

公開日:2014年11月22日 (日本)
監督: クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン ジョナサン・ノーラン
出演者:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ビル・アーウィン(英語版)、エレン・バースティン、マット・デイモン、マイケル・ケインほか
受賞歴:アカデミー賞では第87回「視覚効果賞」を受賞。ノミネートはアカデミー賞の作曲賞 ・音響編集賞 ・録音賞・美術賞の四部門。第20回放送映画批評家協会賞、第41回サターン賞ではともに「最優秀SF賞」として輝いた。
ジャンル:SF

2.インターステラーのあらすじ

画像出典:https://heritage-futures.org/heritage-futures-interstellar/

それでは早速、本作のあらすじを紹介していきます。

インターステラーのあらすじ(ネタバレなし)

地球は環境の変化により人が住めない星へと変化を遂げつつあった。そんな中主人公であるクーパー一家は農業を営みつつ平和に暮らしていた。ある日、部屋の本棚から本が勝手に落ちる現象を娘マーフは見つけ出す。

幽霊の仕業とマーフは騒ぐが、クーパーが調査した結果何かのメッセージではないか?と気づく。このメッセージにはある座標が記されており、クーパーはこの座標へと向かうことを決意するのだった。

そしてこのメッセージをきっかけにクーパーたちは地球の存亡を賭けたミッションへと投じていくことになるのだった…

インターステラーのあらすじ(ネタバレあり)

舞台は近未来。穀物の死滅による食物供給の低下、自然災害、異常気象など…地球は環境の変化により人が住める星ではなくなりつつあった。

元宇宙飛行士のジョセフ・クーパーは、義父と15歳の息子トム・クーパー、10歳の娘マーフィー・クーパー(マーフ)とともにトウモロコシ農場を営みつつ慎ましやかに生活していた。ある日マーフは、自分の部屋の本棚から本が勝手に落ちる現象を目の当たりにする。

ありえない超常現象を目の当たりにしたマーフは、これは幽霊の仕業だわ!と言うが、注意深く観察するクーパーがこれは重力を利用した二進数によるメッセージではないか?と気づく。メッセージを解読してみるとそれはある座標の位置を示していたのだった。

クーパーは何が起こるかわからない為、マーフを置いて単身その座標の場所を目指すが、マーフは置いていかれることを先読みしクーパーよりも先に車に忍び込んでいたのだった。マーフに怒り呆れるクーパーだったが、根負けして一緒に座標の場所を目指すことに。

そして数日かけ座標の位置にたどり着いたクーパーたちが目にしたのは…鉄柵がある何もない場所だった。先に進むために鉄柵を工具で切ったところに突如、そこで何をしている!?と知らない男性の声がし見つかってしまう。

クーパーは武器は持っていない、娘は関係ないから撃つなと懇願するが2人は拘束されてしまうのだった。この謎の施設は過去に解体されたはずのNASAで、NASAは秘密裏に活動していて何らかの計画を遂行しているようだった。

クーパーはかつて仕事仲間だったブランド博士と再会しNASAは一体何をしているのかと問い詰める。ブランド博士は、クーパーもこの計画に関わる覚悟があるなら全貌を説明しようと提示され、クーパーは渋々受諾する。

信じられないことにNASAは、地球を捨て別の惑星へと人類を移住させる「ラザロ計画」という壮大なプロジェクトを進行中だったのだ。“彼ら”と呼ばれる謎の存在が作ったと思われるワームホールを抜け、抜けた先にあると思われる第二の地球となりうる惑星の調査をするというミッション。

かつて凄腕の宇宙飛行士だったクーパーは、このミッションのメインパイロットとして乗船することをブランド博士から説得されたのだった。

画像出典:https://www.wired.com/2014/11/metaphysics-of-interstellar/

マーフはこれに激しく反対し激昂する。帰還できるのかもわからない、滞在期間もわからない、ひとたび宇宙に出てしまえば命の保証はない。愛する父親との理不尽かつ急な別れにマーフはやり場のない怒りを父にぶつけた。

マーフはその日以降感情を閉ざし防ぎこんでしまい、結局マーフとの関係が修復することはないまま、打ち上げ当日を迎えるのだった。クーパーはマーフに「必ず戻ってくる」と伝え、クルーたちと共に宇宙へと飛び立つのだった――

インターステラーのあらすじはいかがだったでしょうか。
長編映画なので、宇宙に飛び立つまでにも人物を掘り下げた濃厚なドラマが描かれます。
しかしインターステラーの魅力は宇宙に飛び立ってから全開になりますので、次はその見どころを紹介していこうと思います

3.インターステラーの見どころ

インターステラーの見どころは、なんといっても宇宙に飛び立ってからの壮大かつワクワクする映像でしょう!

数々のライバルたちを跳ね除け、アカデミー視覚効果賞を受賞したことにはちゃんとした理由があるのです。それでは見どころの紹介、行ってみましょう!

科学考証に基づいた映像

画像出典:https://wallpaperplay.com/board/interstellar-gargantua-wallpapers

インターステラーで度肝を抜かれる映像と言えば、まずワームホールを抜けるシーンが挙げられるでしょう。

インターステラーが世に登場するまで「ワームホール」や「ブラックホール」についての映像を正確に描いた作品はありませんでした。そこで制作チームにノーベル物理学賞を受賞したキップ・ソーン博士を迎え入れることで映像のリアリティをより深くすることに成功したのです。

ソーン博士は視覚効果チームと結託し、新しいCGソフトウェアを作りブラックホールの動きやワームホールの構造についてのシミュレーションができる環境を構築したとのことです。特にブラックホールの降着円盤(周りの輪っかのこと)についての緻密な描写がシミュレーションから判明したとのことでよりリアリティある映像になりました。

これらに関してはソーン博士の著書「The Science of Interstellar」に詳しく説明があります。このように、科学的背景に基づき作られ誰も観たことのないワームホールやブラックホール内の未知なる映像が、インターステラー最大の魅力のひとつといえるでしょう。

映像だけでなく音も凄い!

インターステラーでは、映像はもちろんですが”音”に対しても拘りがはんぱないです!宇宙空間では真空なため、音を伝える空気がないためほぼ音が鳴らないといわれています。インターステラーでもリアルにそれが取り入れられているため宇宙空間での”無音”のシーンは多いです。

この無音を取り入れることによりメリハリがつき静と動が生まれより作品の緊張感が増します。
動の部分ではド派手な効果音や、作曲のハンス・ジマーの情感あふれる音楽が心に響き、静の部分では無音だったり控えめな効果音により構成されているので本当に上手な音の使い方をしているんですね。

インターステラーは上映時間169分という超大作映画ですが、物語や音が緻密に作りこまれているためダレずに一気にみれちゃうんですよね。

人工知能ロボットに萌える!?

https://i.ytimg.com/vi/KiQ1BziqarE/hqdefault.jpg画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=KiQ1BziqarE

インターステラーを語るにこの人工知能ロボット「TARS」「CASE」の存在はかかせません。ジョークも言えちゃうお茶目…とは言い難いデザインをしたこのロボットたちがとても重要な役割を持っているし何より宇宙空間においては頼もしい存在なんですよね。

基本シリアス一辺倒のインターステラーにおいて彼ら?は観客の息抜きの役割も兼ねています。
最後まで鑑賞したら絶対に可愛く思えてくるはず!?

水の惑星で知る、絶対ではない時間と相対性理論

画像出典:http://sciencevshollywood.com/surfing-on-interstellar-tidal-waves/

ワームホールを超えた先の先発調査隊員としてクーパーたちよりも先に宇宙に飛び立っていたミラー飛行士。

彼女から発せられていた信号をキャッチし向かった水の惑星。水の惑星は巨大ブラックホール「ガルガンチュア」の影響を受けているため、この惑星での1時間は地球での7年間に相当するという。

クーパーは家族を思いこの惑星に近づくことを嫌がるが、それは公私混同だとクルーに指摘され仕方なく着陸することに。そして結果的に23年もの時が経過してしまうことになります。

これには私も目を疑いました…それと同時にあぁ、もう引き返せないのだろうか…と不安に襲われたものです。さてこの時間の経過が違うということについて、どういうことなの?と思われた方も多いと思います。

これはアインシュタインの相対性理論を知っておくと割とスムーズに理解ができるので、じっくりと解説させて頂きます。まず、相対性理論の絶対のルールとして、光の速度は何があっても変わらない=不変であるということを覚えてください。

不変なのは光で、時間ではありません。そして光は重たいものの周りにおいては、歪むという特性を持っています。ここでいう重たいものとは当然巨大な重力場そのものであるブラックホール「ガルガンチュア」ですね。

視認することは不可能ですが、ガルガンチュアは光を含め全てを吸い込もうとする巨大重力場ですので、当然光も吸い寄せられます。光が強い重力で引っ張られると、曲がりますよね?これをAの光とします。

光は重力の影響がない場所で通過する分に関しては一直線ですよね。これをBの光とします。Aの光は吸い込まれそうになって曲がっているため、直線であるBの光より多く進んでると思いますよね?その通りで、Aの光もBの光も速度は絶対に不変なのですが、実際にはAの光の方が余分に進んでることになります。

この曲がった分の光が”時間の差”として現実世界に影響を与えるのです。だから時間は変化するものなのです、わかって頂けたでしょうか。

ちなみに現実世界でも実際に物理学研究チームが、2つの原子時計を用いて実験を行い、時間の進みがそれぞれ違ったことを証明しています。

時間の流れって不思議ですよねえ。劇中ではこうして23年もの時間の差が生まれてしまい、結果クーパーとマーフは親子なのに同い年になってしまうという悲しい出来事が起こるんですよね。
トムやマーフからのビデオレターを見て泣くクーパーを見て、胸が締め付けられます…

人は孤独には耐えられない

画像出典:https://www.reddit.com/r/whowouldwin/comments/3lq9nj/mark_watney_the_martian_vs_dr_hugh_mann/

ラザロ計画で最も優れた人物たるマン博士が待つ氷の惑星。マン博士は氷の惑星で長い期間コールドスリープ状態にありました。来るかもわからない後発の調査隊を待つことに疲れ、期間設定を入力せずコールドスリープマシンへと身を投じたのです。

物語ではクーパーたちがマン博士の信号をキャッチし、彼が待つ氷の惑星に入り、彼をコールドスリープから起こします。マン博士は孤独から目覚め、人間の姿を見て震えて泣いてしまいます。

そんな彼の姿を見て、人は1人では生きられないんだよなぁという事を改めて教えてもらった気がします。しかし実際にはマン博士の星は人類が住むに適した状態ではなく、彼が発した信号はウソだったのです。

彼は頃合いを見計らい突如としてクーパーに対し真実を告げ、襲い掛かってきます。その目的はクーパー隊の母船を盗み、生き残ることにありました。そうです、マン博士はこの氷の惑星に降り立った時点で1人孤独に死ぬ運命だったのです。

真実を受け入れらなくて、自害することもできなかったため、わずかな希望にすがり信号を発しコールドスリープマシンに入り救助を待ったのです。そしてクーパー隊が訪れ物語は動きます。

マン博士はラザロ計画の柱だった人で、人類存続を賭けた要たる存在だったはずです。しかし彼を見ていると、人は極限の環境や孤独な環境においては狂ってしまうことがよくわかります。

やはり人間は孤独に耐えられない生き物なんだなぁってつくづく思わせられますね。

愛は時空を超える!やっぱり最後は愛が勝つ

画像出典:https://www.loslunesseriefilos.com/2014/11/critica-interstellar-2014-de_15.html

劇中のキーワードとしてたびたび登場する”愛”という言葉。クルーの1人であるアメリア博士(アン・ハサウェイ)が愛の力が~と劇中で唱えていました。始めクーパーは彼女に対し冷たく接するのですが、劇中最後のミッションにおいて娘を愛し続けていたことにより結果的にマーフを導くことに成功します。

観測不可能な力である”愛”が最終的に人類を救う展開へと成ったし、アメリアの愛する人の惑星が新天地であるという示唆からも、最終的には親子の愛、恋人の愛という人間の本質にあたる部分をテーマをもってくる辺り、賛否両論はあるでしょうが私は特に好きなんですよね。

なぜなら愛するということはいつでも希望であってほしいし、素敵なものであってほしいからです。

4.インターステラーはこんな人にオススメです!

  • 宇宙を旅してみたい人
  • 孤独な人(人に飢えている人)
  • 愛を知りたい人
  • 敢えてSF作品がニガテだという人
  • もちろんSF作品だ大好きだという人も

こんな方にはぜひインターステラーを鑑賞してほしいです!
今回はインターステラーについて魅力や見どころを紹介しました。
1人で観るもよし、家族や恋人と一緒にみて共感しても良いし様々なタイプの方にオススメできる傑作映画ですのでぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

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