【実話映画】グレイテストショーマンのあらすじ(ネタバレあり)と評価

どうも!エンタメブリッジライターのえりおです。

今回は、2018年に公開され、第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞受賞した「THIS IS ME」を挿入歌に入れている、グレイテスト・ショーマンのみどころを徹底解説していこうと思います。

それでは早速はじめていきましょう!

1.グレイテスト・ショーマンの作品紹介

公開日: 2018年2月16日 (日本)
監督: マイケル・グレイシー
原作: ジェニー・ビックス、ビル・コンドン
製作:ローレンス・マーク、ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピング
出演者:ヒュー・ジャックマン(P・T・バーナム)、ザック・エフロン(フィリップ・カーライル)、ミシェル・ウィリアムズ(チャリティ・バーナム)、レベッカ・ファガーソン(ジェニー・リンド)、ゼンデイヤ(アン・ウィーラー)、キアラ・セトル(レティ・ルッツ)
受賞歴:第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞受賞「THIS IS ME」

2.グレイテスト・ショーマンのあらすじ

『グレイテスト・ショーマン』は、2018年に日本で公開されたアメリカのミュージカル映画。

舞台は19世紀のアメリカ。

「地上最大のショウ」というサーカスを主宰した、実在の興行師P・T・バーナムの人生を音楽に乗せて描くミュージカル映画です。

『グレイテスト・ショーマン』の主人公P・T・バーナムは、サーカスの興行師。


(画像出典:http://www.foxmovies-jp.com/greatest-showman/)

見世物小屋を作ってショービジネスの世界に参入し、成功を収める。オペラ歌手を興業に引き入れ、バーナムはさらに名声を高めていく。

しかし、バーナムがサーカスを不在にして全米各地を回ったことから、サーカスの人気は下降し始め、サーカスに放火されるという事件が起きます。

バーナムにとってサーカスとは?本当に大切なものは?バーナムが家族や仲間と協力してサーカスを再建していく中で、ありのままの自分と向き合う。

見ている方も、ありのままの自分とは何なのかを考えていける映画となっています。

3.グレイテスト・ショーマンのみどころ

『グレイテスト・ショーマン』のみどころは、なんといっても出演者たちの歌や音楽です。

特に『レ・ミゼラブル』で美声を披露した主演ヒュー・ジャックマンによる歌声は圧巻です。

ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞した「ディス・イズ・ミー」は、映画のテーマとの相乗効果で感動的です。

P・T・バーナムとは?


(画像出典:https://madamsteam.com/)

ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』の主人公P・T・バーナムは、19世紀のアメリカに実在した人物です。

1810年に生まれました。

バーナムは、髭の生えた女性、巨人症の人、シャム双生児などのフリークスを集めて見世物小屋を作ってサーカス事業を成功させました。

実業家として成功する以前は、宿屋など様々な職を転々としていました。

『グレイテスト・ショーマン』では仕立屋の後、鉄道会社の社員という設定なのでちょっと史実と違いますね。

バーナムは1835年に、25歳の時に興行師となります。

ジョイス・ヘスという黒人奴隷の女性を使った興業でした。

ジョイスは160歳になっているという噂のある女性で、バーナムは成功の糸口をつかみます。

バーナムは、31歳の時に「バーナムのアメリカ博物館」を開業し、サーカスの興行師としてのキャリアを積み上げていきます。

ヴィクトリア女王とも面会し、スウェーデンのナイチンゲールとも呼ばれたジェニー・リンドの米国ツアーを企画し成功に導きます。

これらのエピソードは、映画『グレイテスト・ショーマン』にも描写されている通りでした。

サーカスが火事に遭ったのも史実で、バーナムはサーカス団員と力を合わせてサーカスを再建させています。

バーナムは80歳で亡くなりました。

バーナムを演じたヒュー・ジャックマンはミュージカル出身の俳優で、『レ・ミゼラブル』でも声量のある歌声を披露。

『グレイテスト・ショーマン』でも見事な歌声でP・T・バーナムを演じ切りました。

『グレイテスト・ショーマン』の挿入歌から見るありのままの自分

ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』には、たくさんの挿入歌が流れます。

『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラックには以下の11曲が収められていました。

  • ザ・グレイテスト・ショー
  • ア・ミリオン・ドリームズ
  • ア・ミリオン・ドリームズ(リプライズ)
  • カム・アライヴ ・ジ・アザー・サイド
  • ネヴァー・イナフ
  • ディス・イズ・ミー
  • リライト・ザ・スターズ
  • タイトロープ
  • ネヴァー・イナフ(リプライズ)
  • フロム・ナウ・オン

いずれも名曲揃いの中、「ディス・イズ・ミー」(THIS IS ME)は、第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞しました。


(画像出典:youtube)

この「ディス・イズ・ミー」は、髭の生えた女性レティ・ルッツがメインで歌う曲なのですが、サーカスのフリークスが「ありのままの自分」を見て欲しいと訴える曲になっています。

「ディス・イズ・ミー」の歌の始まりには、暗闇や欠点という言葉が散りばめられているんですね。

「ディス・イズ・ミー」では、人々から、人目に触れるなとか、あちらに行けとか、心ない言葉を浴びせられると歌われます。

誰もありのままの私を愛してくれないという、悲しみが込められています。

「ディス・イズ・ミー」は、それでもなお、自分たちが輝ける場所はあり、嘲笑や罵倒にも勇敢に立ち向かえると訴えます。

まさにこの歌のテーマは、フリークスという外見に困難を持つ自分たちが、何を言われても、勇敢に立ち向かい、ありのままの自分を見つめ、受け入れる内容です。

自分が大嫌い!それでもありのままの自分を受け入れよう

ありのままの自分を受け入れるのは大変なことです。

『グレイテスト・ショーマン』のフリークスのように、ありのままの自分を受け入れることは並大抵のことではないでしょう。

ありのままの自分を嫌い、憎んで、この世から消してしまいたいとすら思うことだって、ありますから。

しかし、ありのままの自分が大嫌いだと思っているだけで良いのでしょうか?

それが本当に自分が願うことなのでしょうか?

『グレイテスト・ショーマン』でも、フリークスはサーカスに出ることに悩んでいました。

自分の嫌な部分をさらけ出すからですね。

笑いものになることは目に見えています。

でも、興行師バーナムの説得によりサーカスに出演するようになります。

フリークスたちは、案の定、嫌な目に遭いました。罵倒され、嘲笑されたのです。

それでも尚、サーカスに出演し続けることで徐々に自信を持つようになっていきました。

ありのままの自分が美しく、誰からも讃えられるものであれば良いと思います。

反対に、ありのままの自分が醜くかったり、欠点があったりしたら、そっとしておいて欲しいでしょう。

そこまで欠点が酷くなくても、なんとなく自分が好きになれず、自信が持てない。

そんな自分を、ありのままの自分として受け入れることは難しいですよね。

受け入れることは難しいながらも、『グレイテスト・ショーマン』のフリークスたちはありのままの自分を受け入れました。


(画像出典:http://www.foxmovies-jp.com/greatest-showman/)

フリークスたちがありのままの自分を受け入れることができたのは、行動した点にあります。

フリークスには髭が生えた女性や、巨人症の男性、小人症の男性、シャム双生児などがいます。

彼ら彼女らは、バーナムから「サーカスに来ないか」と誘われた時、嫌がりました。

どうせ嘲笑されるだろうと思ったからです。

それでもサーカスに出演することを決意したことで、新しい人生への一歩を踏み出すことができました。

『グレイテスト・ショーマン』のフリークスのように、ありのままの自分を受け入れる一歩を踏み出してみませんか?

仕事が上手くいっている時こそ、ありのままの自分を見つめ直そう

『グレイテスト・ショーマン』のP・T・バーナムは、スウェーデンのナイチンゲールと呼ばれたジェニー・リンドを連れてアメリカツアーを成功させます。

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのバーナムだったのですが、バーナム不在のサーカスでは、フリークスのモチベーションが下がりました。

しかも、サーカスは火事に遭い、バーナムは打ちのめされてしまいます。

火事の後、バーナムは自分が何を大切にしていたのか、あるいは大切にするべきだったかを思い出します。

バーナムが大切にしていたのは、サーカスであり、サーカスのフリークスたちだったのです。


(画像出典:http://www.foxmovies-jp.com/greatest-showman/)

バーナムのように、仕事が上手くいっている時こそ、時間を取ってでも、ありのままの自分を見つめ直しましょう。

経済的に、社会的に成功していたとしても、そこに自分の心の喜びがなければ後悔する羽目になりますよ。

バーナムのように大切なものを失ってしまうかもしれません。

バーナムにとってのありのままの自分とは、サーカスを愛し、フリークスと共にいる自分です。

ありのままの自分を自覚した時、既に、サーカスが家庭でありフリークスが家族のような存在になっていることを裏付けることになります。

また、バーナムはジェニー・リンドとツアーを行っていた時、ジェニーから恋愛感情を抱かれていることに気づきました。

バーナムはジェニーとの仕事を清算しようと働きかけますが、ジェニーが「別れのキス」をしますが、その場面をメディアに撮影されてしまいます。

妻チャリティは夫が浮気したと誤解してショックを受け、家を出て行きました。

バーナムは家族を失いかけたのです。

バーナムは仕事で成功するだけではなく、妻と子をも愛していた自分こそ、ありのままの自分であったことに気づきます。

自分を見失っていたバーナムは、誰のために働いていたのか忘れていたのです。

チャリティは、バーナムにとって糟糠の妻です。

彼女がいなければ、あるいは2人の子どもがいなければ、バーナムもサーカスを成功に導くことはできなかったでしょう。

自分が経済的に、社会的に成功すると気持ち良いものでしょう。

でも、だからといって自分の心が喜んでいなければ意味がありません。

バーナムの場合は、心を喜ばせるのは妻チャリティと子どもたちであり、サーカスとフリークスだったのです。

仕事が上手くいっている時こそ、ありのままの自分を見つめ直すチャンスです。

恋愛は自分が決めるもの!ありのままの自分の気持ちに従おう


(画像出典:http://www.foxmovies-jp.com/greatest-showman/)

『グレイテスト・ショーマン』には、バーナムのビジネスパートナーとなるフィリップ・カーライルがいます。

フィリップは白人の劇作家で、富裕層の出身です。

フィリップは、バーナムに請われてサーカスの演出家に収まります。

彼はサーカスを訪れた際、アンに出会います

アンは黒人というだけでフリークスの1人になっていますが、フィリップは彼女を愛してしまいました。

当然、黒人への差別があった19世紀では、アンとフィリップが結ばれるためには大きな壁があります。

アンは彼を拒絶しますが、フィリップの思いは消えることがありませんでした。

フィリップの親がアンと一緒にいるフィリップを見た時、親はアンを侮辱します。

アンが有色人種だからです。アンはフィリップの元を去りますが、フィリップはアン以外の女性が考えられないと思うようになります。

火事の再建後に2人は結ばれますが、19世紀のアメリカにおいて、白人の青年と黒人の女性が恋愛関係に陥ることなど、考えられませんでした。

1862年に、アメリカ大統領のリンカーンが奴隷解放宣言を宣布しますが、宣布したからといって直ちに差別がなくなる訳でもありません。

20世紀に入っても尚、アメリカ国内での黒人差別は続き、法的平等が認められたのは1962年のことでした。

そんな時代背景があるアメリカで、フィリップはアンを愛そうとするのです。

このエピソードからは、社会や他人の目に惑わされず、自分の気持ちに従って恋愛することが大切だということが学べますよね。

恋愛は、社会や他人のために恋するものではありません。

どんな壁が立ちはだかっても、ありのままの自分の気持ちに従って、恋愛した方がきっと後悔しない人生を歩めると思います。

フィリップみたいに、自分が愛した女性を親から侮辱されることもあるでしょう。

好きな人を侮辱されるのは耐え難いことだと思いますが、ありのままの自分の気持ちに正直にならないと、一生、その人の面影を追って恋愛することになるかもしれません。

恋愛は自分が決めるものです。ありのままの自分の気持ちに正直になってみましょう。

4.グレイテスト・ショーマンのまとめ


(画像出典:https://news.walkerplus.com/)

『グレイテスト・ショーマン』は、カッコイイ曲や楽しい曲がたくさんある映画です。

見ているだけで踊りたくなるようなシーンも多々ありますが、映画に込められた「ありのままの自分」と出会ったり、見つめ直したりしようというメッセージも印象的です。

フリークスは自分たちのことが嫌いでした。

隠れているべきだと思っていました。

でも、バーナムから一緒にサーカスをやろうと持ちかけられた時、行動しました。

その行動がフリークスの人生を変えるきっかけになったのです。

他人から嘲笑されようとも、悪口を言われようとも、自分は自分です。

ありのままの自分を受け入れるべきなのです。

フリークスがサーカスの舞台で活き活きとしている時、どんな人よりも輝いて見えることでしょう。

P・T・バーナムも、仕事が成功し多忙になった時に自分を見失いました。

仕事ができる自分が良いと思っていたのです。

でも、ありのままの自分は、サーカス、フリークス、家族と共にいる自分なのです。

フィリップ・カーライルは、黒人の女性を愛しました。

社会や他人の目に踊らされず、彼はありのままの自分の気持ちに正直になり、アンを愛しました。

『グレイテスト・ショーマン』は、ありのままの自分を受け入れ、見つめ直し、気持ちに素直になれる映画です。

 

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