【ネタバレ】複雑なゴッドファーザー2のあらすじを3分で理解できる解説まとめ

ゴッドファーザー2 チラシ

こんにちは、エンタメブリッジライターのとーじんです。

本日は、世界的にその名を知られている傑作マフィア映画『ゴッドファーザー』の続編にあたる映画『ゴッドファーザー2』のあらすじと解説について書いていきます。

『ゴッドファーザー2』は、興行的に大成功を収めた前作の続編として鳴り物入りで公開され、その期待に応えきった「続編もの」の傑作です。

映画の世界観や演技へのこだわりは尋常なものではなく、続編映画としては史上唯一オスカーを受賞しています。

それでは、本編に参りましょう!

 

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1.ゴッドファーザー2の作品紹介

公開日: 1975年7月26日 (日本)
監督:フランシス・フォード・コッポラ
脚本:マリオ・プーゾ、フランシス・フォード・コッポラ
原作:マリオ・プーゾ
出演者:ロバート・デ・ニーロ(Vito Andolini Corleone)、アル・パチーノ(Michael Corleone)、ジョン・カザール(Frederico Corleone)、ロバート・デュヴァル(Tom Hagen)、ダイアナ・キートン(Kei Adams Corleone)
受賞歴:アカデミー賞 作品賞・助演男優賞・脚色賞・美術賞・監督賞・作曲賞の6部門受賞。
受賞歴、ノミネート歴他多数。

2.ゴッドファーザー2のあらすじ

ゴッドファーザー2 メインビジュアル
画像出典:https://ameblo.jp/yashima1505/entry-12430213885.html

ここからは、ゴッドファーザー2のネタバレありとなしのあらすじを紹介していきます!

なお、本作は主人公マイケルの父の青年期と、主人公マイケルの青年期という二つの軸が同時に進行していく構成を採用しています。

2-1.ゴッドファーザー2のあらすじ(ネタバレなし)

前作で五大ファミリーと裏切り者を粛清し、完全な権力を手にしたかに思えたマイケル。

しかし、公私ともにマイケルの活動は順風満帆とはいえなかった。

一方、幼いころに住んでいた村を追われ単身ニューヨークに流れ着いた若かりし日のヴィトー。

ヴィトーは英語も分からず身寄りもない存在になってしまったが、とあるきっかけから非合法な仕事に手を染め頭角を現していく。

全てをもっているはずのマイケルと、何一つもっていなかったヴィトー。彼ら親子の生涯は、親子でありながら正反対のものとなっていくのであった。

2-2.ゴッドファーザー2のあらすじ(ネタバレあり)

まず、映画の物語は1901年のシチリア島で幕を開ける。シチリアのコルレオーネ村では、ヴィトーの父の葬儀が行われていた。

父はマフィアへの上納金を拒んだため殺されてしまったのだ。そんなマフィアに対して、ヴィトーの兄は復讐を決意した。

しかし、ヴィトーの兄は無残にも元マフィアのボス・チッチオに殺害されてしまう。

ヴィトーの母はヴィトーとともにチッチオのもとへ赴き許しを請うが、チッチオはそれを受け入れなかった。

ゴッドファーザー2 チッチオ
画像出典:https://godfather.fandom.com/wiki/Ciccio

母はわが子を救うべく決死の抵抗をみせ、自身は射殺されてしまうもののヴィトーは何とか逃げのびることに成功する。

その後、ヴィトーは村人の助けを得て島を脱出し、ニューヨーク行の船に乗り込んだ。

入国管理官がヴィトーに名を尋ねるが、ヴィトーは英語を解さないため返答をしなかった。

すると、係員がヴィトーの名札から「ヴィトー・アントリーニ・コルレオーネ村より来た」と答えたため、彼の名は「ヴィトー・コルレオーネ」となった。

ここで物語は1958年へとジャンプする。レイク・ダホでは、父の後を継いだマイケルの息子アンソニーを祝うパーティーが盛大に行われていた。

しかし、マイケルは華々しいパーティーのさなかで様々な問題に手を焼いていた。

ネバダ州の上院議員と賭博の内容について打ち合わせを重ねるが、議員側の軽蔑により交渉は思うように進まない。

また、自身の妹コニーや兄フレドの存在も彼の悩みの種となり、公私ともに苦々しい時を過ごしていた。

そんなマイケルに対し、妻ケイは自身との約束を守らなかったことを叱責した。

「あなたは『5年でファミリーは合法な存在になる』と言った、それが7年前の話よ。」

ケイとの約束を守れなかったマイケルは、ただ努力していると繰り返すほかなかった。

さらに、マイケルは大物マフィアとも次々と会談した。マフィア同士の複雑な人間関係が交錯する中で、マイケルは苦悩することになる。

こうしてマフィアたちとの交渉に手を焼いているさなか、マイケルは武装した暗殺者集団に襲われることになった。

この暗殺そのものは未遂に終わるが、事件後部下のトムに裏切り者がいることを示唆し、ファミリーの全権を彼に託すこととなった。

そして、物語は1917年へと変わり、舞台は再度ニューヨークへと移る。

ゴッドファーザー2 ヴィトー
画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=OHlEcNJYygg

ニューヨークで結婚し子をもうけていたヴィトーは、友人と食品雑貨店で働きながら生活を送っていた。

しかし、この地域はマフィアの支配下にあり、地元の業者は「みかじめ料」を上納するように迫られていた。

マフィアはヴィトーらと同じイタリア系移民であったが、同郷の人々から富や仕事を搾取していたのである。

そして、ヴィトーの仕事もマフィアのドン・ファヌッチの甥に奪われてしまう。こうして失職してしまったヴィトー。

彼は生活に困窮し、窃盗の常習犯クレメンザとともに生涯最初の犯罪に手を染めることとなった。

ここで物語は1958年に戻る。マイケルは、ユダヤ系マフィアの大物ロスと会談していた。

マイケルは、自身の影響下にあったペンダンジェリという人物を裏切り者と断定し、彼を粛清することを告げる。

しかし、一方でペンダンジェリ本人と会った際には、ロスこそが裏切り者であると告げるのであった。

そこで、ペンダンジェリはロスの権力を後ろ盾にしていたロサト兄弟というマフィアと、マイケルの

「友人は近くに置き、敵はもっと近くに置くべきだ」

という勧めもあり接触する。

ところが、それは全てマイケルによって仕組まれた巧妙な罠であり、ペンダンジェリのもとを当のロサト兄弟が急襲した。

こうして乱闘騒ぎとなった彼等であったが、警官の出現により双方痛み分けの結果に終わった。

そんな争いの最中、トムはかつて交渉に失敗した上院議員と売春宿で接触していた。議員の傍らには、血塗られた売春婦の姿。

議員は、コルレオーネファミリーによって意図的にスキャンダルに巻き込まれてしまう形となった。

こうして彼らに弱みを握られた議員は、ファミリーの要求に逆らうことができなくなってしまったのである。

ゴッドファーザー2 マイケル
画像出典:https://yansue.exblog.jp/15217659/

そして、マイケルはふたたびロスと再会し、革命の成就に向けて争いが激化していたキューバに関するビジネスを打ち合わせていた。

会談のさなか、自身が爆死してまで革命の成就を目指す革命軍の姿を目撃し、ロスが投資を進めるキューバへのビジネスからは距離を置いた。

会談後、キューバには兄フレドが到着していた。マイケルはフレドに、自身を殺害しようとしたのはロスだと語る。

こうして確証を得たことで、ロスを問い詰めるマイケル。ロスの口からは、かつてマイケルが殺害したモー・グリーンと自身が友人であったことが告げられた。

そう、マイケルは自身の知らないところでロスからうらみを買っていたのである。

また、ロスの腹心と初対面を装っていたフレドが口を滑らせ、かねてよりロスと親交があることを認めてしまう。

肉親の裏切りに激高したマイケルは部下をロスのもとへ派遣し、腹心もろとも殺害するという行動に出た。

しかし、腹心は殺害できたもののロス本人を殺害するところまでは至らず、マイケルの依頼は失敗に終わる。

そのころキューバで新年のパーティーに出席していたマイケルは、フレドに対し、

「やっぱりお前だったのか、フレド!悲しいよ、悲しいよ!」

と詰め寄った。マイケルの剣幕に、フレドはただ怯えるしかなかった。

こうして新年を迎えた直後、キューバが革命軍によって制圧されたという知らせが入り、出席者たちは急ぎキューバを脱出しようとする。

マイケルたちも脱出を企図するが、彼に恐れをなしたフレドは同行を拒否し一人で逃走を図った。

アメリカへと舞い戻ったマイケルはトムからロスやフレドの現状を耳にし、さらにケイの子が流産したことを告げられるのであった。

ゴッドファーザー2 ケイ
画像出典:https://www.eiga-square.jp/title/the_godfather/character/7

ここで、物語はまたもやヴィトーの時代へと戻る。ヴィトーは小規模ながら犯罪組織のボスとなっていた。

そんな彼らの行動を聞きつけたファヌッチは、彼らからみかじめ料を請求するようになっていった。

地元の権力者とはいえ、ファヌッチを排除する必要性を痛感した一同。ヴィトーは、

「やつに断れない提案をする、心配するな。」

と告げた。その後、パレードを利用しファヌッチを殺害したヴィトーは、地元で近所から尊敬を集めるようになっていった。

そして、物語はふたたびマイケルの時代へと戻る。マイケルはこれまでの強引な行動の結果、自身と組織に危機的状況を迎えていた。

アメリカ上院議会はマイケルの告発を計画し、ペンダンジェリはFBIと取引しマイケルを陥れようと画策していた。

マイケルとトムはこのピンチを目前に、ロスによる罠にはめられたことを認識した。その後、個人的にフレドと面会したマイケル。フレドは自身の裏切りについて、

「俺にだってできる!俺だって馬鹿じゃない!俺だって尊敬されたい!」

と言い放ち、組織で自身に任される仕事に重要なものが無かった事への不満を爆発させる。

この告白を聞いたマイケルは静かにフレドへの絶縁を申し出た上、母親の死後にフレドを殺害することを仄めかした。

こうして確執を抱えたさなか、ペンダンジェリが委員会で証言する日を迎えた。彼は意気揚々と証言しようとするが、マイケルたちが連れてきた一人の老人を見て態度が急変する。

その人物は彼の兄であり、兄が敵の手の内にいることを認識したことで慌てて証言を取りやめた。

ゴッドファーザー2 マイケル 証言シーン
画像出典:https://cdn.wowow.co.jp/detail/010334

その後、ホテルでケイと再会したマイケル。ケイは子どもを連れて離婚したいと申し出る。それに激しく抵抗したマイケルに、ケイはこう告げた。

「あなたの子を産みたくなかったから意図的に中絶した。子どもは男の子だった。」

そして、物語はヴィトーのものへと戻る。成功した彼はシチリアへ戻り、かつて自分の家族を殺したマフィアを自身の手で殺害し、復讐を果たすのであった。

一方、マイケルの物語も最終局面を迎える。彼は、自身に敵対した人物たちへの復讐を果たすのであった。

フレドを湖上で抹殺し、ペンダンジェリには自殺を強要した。さらに、刺客を放ちロスまでも殺害することに成功したのであった。

こうして父と子の物語はラストシーンを迎える。ヴィトーは誕生日パーティーで、マイケル以外の多くの人々に囲まれていた。

一方のマイケルは抗争を制したもののほとんどの家族を失い、ただ一人椅子に座っているのであった。

3.ゴッドファーザー2の解説・見どころ

ゴッドファーザー2 ラストシーン
画像出典:https://twitter.com/m__sugiura/status/759649133611233280

ここからは、ゴッドファーザー2の解説を紹介していきます。

父と子の明暗が分かれてしまった理由と、本作ならではの見どころについて主に触れていきます!

3-1.親子であり同じ「悪人」。しかし、情の部分に差があった!

本作は、言うまでもなくヴィトーとマイケルの生涯を対比させる形でストーリーが進行していきます。

彼らは親子であり同じく「悪人」でありながら、その生涯は決定的に異なるものになりました。

それを象徴しているのが、まさしくお互いの物語を締めくくるラストシーンでしょう。

ファミリーに囲まれて尊敬の念を集めるヴィトーと、ただ一人椅子にたたずむマイケル。

このように彼らの生涯を異なるものにした要因は、結局のところ「情」の差なのではないかと思います。

確かに、ヴィトーも敵対するマフィアのボスを殺害することもありました。しかし、そこには他人が納得する理由があり、加えて家族に対しては非常に寛大に接しています。

一方で、マイケルの殺害は計算上妥当なものもありましたが、周囲の人々が納得していないものがほとんどでした。

さらに、家族に対しても敵対心と猜疑心を絶えず抱えており、それがさらなる危機を迎えることにつながっている印象がありました。

つまり、マイケルは優秀で決断力のある人物でしたが、リーダーの器がなかったために人心が離れていったと考えられます。

3-2.尋常ではないこだわりが随所にみられる

ゴッドファーザー2 リトルイタリア
画像出典:https://www.travelbook.co.jp/topic/1060

本作は、3時間越えの超大作映画ながら細かいところまで徹底的にこだわりぬかれています。

特に、過去編に相当するヴィトーの物語は、映画史上に残るほどの尋常ではない労力が込められています。

例えば、ヴィトーが暮らしていたリトル・イタリアの街。この街を映画で表現するために、実際にニューヨークの一角を丸ごと作り変えてしまいました。

さらに、若かりしヴィトー役を務めたロバート・デ・二ーロは、ヴィトーのシチリア訛りを再現するために実際にシチリアで生活し、マーロン・ブラントのしゃがれ声を真似るため意図的に声をつぶしたともいわれています。

4.ゴッドファーザー2をおすすめしたい人

ゴッドファーザー2 葬儀シーン
画像出典:http://kimageru-cinema.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/dvd-799d.html

先ほども触れたように、本作は映画内の全てのシーンがこだわりぬかれて製作されています。

そうしたこだわりは映画関係者にも高く評価され、例えば若かりしデニーロは本作でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、スターへの階段を駆け上がっていきます。

このように、本作は青天井ともいわれる潤沢な予算を生かし、3時間越えながら細かいシーンまで徹底的にこだわりぬかれています。

そのため、完成度の高い映画をお探しの方にはこれ以上ないほど最適な映画と考えられます。

特に、キャスト陣の演技やしだいに支持を失っていくマイケルの転落にはこれ以上ないほどのリアリティが感じられ、間違いなく映画史に残る作品であると断言できます。

したがって、昨今の映画やドラマを見て「なんだか物足りないな」と感じている方には本当におすすめの映画です。

この3時間に及ぶ映画の狂気さえ感じるほどのこだわりを体感していただくことで、「本当に素晴らしい映画」というものを知ることができるのではないかと考えます。

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