【ネタバレ注意】シティーハンター新宿プライベート・アイズの感想をアラフォーファンが綴る

シティーハンターフライヤー

こんにちは!エンタメブリッジライターのまるです。今回は、国民的漫画作品の映画「劇場版シティーハンター新宿プライベート・アイズ」についてご紹介いたします。

週刊少年ジャンプで1980年代に連載されていた原作はアニメ化もされており、当時大人気でした。さらに約20年ぶりの新作映画は往年のファンから大絶賛!

それでは当時から大ファンだった、アラフォーの筆者が感想を綴っていきたいと思います。

1.「劇場版シティーハンター新宿プライベート・アイズ」作品紹介

総監督:こだま兼嗣
出演者:神谷明、伊倉一恵、玄田哲章、小山茉美、一龍斎春水、飯豊まりえ、徳井義実(チュートリアル)、山寺宏一、大塚芳忠、戸田恵子、坂本千夏など
脚本:加藤陽一
公開日:2019年2月8日
原作:北条司
音楽:岩崎琢
アニメーション制作:サンライズ
配給:アニプレックス
ジャンル:アニメーション

2.劇場版シティーハンター新宿プライベート・アイズのあらすじを紹介!

シティーハンタービジュアル1(画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=CRFrmaZa1OY)

それではあらすじを紹介しますが、ネタバレありもありますのでまだ観賞されていない人は注意してくださいね。

シティーハンター新宿プライベート・アイズのあらすじ(ネタバレなし)

シティーハンタービジュアル3(画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=mji4WOAQT0w)

猛スピードの車を運転する年配の男性。かなり焦っている様子から、何者かから逃げている様子が分かります。

しかしほんの一瞬目を離した隙に車は横転。不穏なムードが流れる中、横転した車に近づき男性のスマホを入手する謎の人物が映ります。

場面が変わり、新宿駅に向かう進藤亜衣(飯豊まりえ)は壁にスマホを向け、伝言板アプリに「XYZ」を書き込みますが何も起こりません。落胆しながらその場所をあとにすると、男たちに襲われかける亜衣ですが突然現れた男に助けられます。

「俺を呼んだのは君だろ」と声を掛ける男の名前は冴羽獠(神谷明)。裏の世界でナンバー1と言われるほどの腕前を持ち、シティーハンターの名前で活動するプロのスイーパー(始末屋)でした。

父親が交通事故で亡くなってから何者かに付け狙われるようになった亜衣は、噂のシティーハンターに助けを求めたのです。

しかし肝心のシティーハンターはセクハラ全開のもっこり男。不安を感じた亜衣ですが、獠をハンマーでぶっ叩く相棒の槇村香(伊倉一恵)を見てひとまず安心します。

そのころ警察官である野上冴子(一龍斎春水)、獠のスイーパー仲間である海坊主(玄田哲章)と美樹(小山茉美)の周辺には、新宿に傭兵が集まるという情報が入ってきていました。

何者かに狙われる亜衣、集まってくる傭兵たち、シティーハンターの獠と香は新宿を舞台にした巨大な陰謀に巻き込まれていくのです。

シティーハンター新宿プライベート・アイズのあらすじ(ネタバレあり)

シティーハンタービジュアル2(画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=mji4WOAQT0w)

亜衣の護衛を引き受けた獠と香は、彼女の仕事に付き添います。亜衣はモデルだったため、仕事場所にはファッションデザイナーのコニータ(徳井義実)や華やかな女性たちがたくさんいました。

そんな中で当たり前のようにセクハラや覗きをする獠にハンマーを食らわす香。ハンマーを振るう香を見て、IT企業「ドミナテック」の社長である御国真司(山寺宏一)は、彼女が幼馴染の少女だったことを思い出すのです。

再会を喜び合う御国と香は二人で食事に向かいますが、獠はそ知らぬ顔をしています。何も反応しない獠の態度が面白くない香ですが、そんな状態で御国とデートを重ねていると、彼から「人生のパートナーに」と望まれるようになります。

動揺する香ですが、実は御国には裏の顔があることを知りません。国際的な武器商人ヴィンス・イングラード(大塚芳忠)と密かに会合を繰り返す御国は、ある陰謀を企んでいました。

そのころ亜衣と獠は傭兵の集団に襲われ、海坊主の喫茶店キャッツ・アイに亜衣を匿ってもらいます。しかしキャッツ・アイが襲撃されて、亜衣は襲撃犯と共にどこかへ去ってしまうのです。

襲撃されてボロボロになった喫茶店キャッツ・アイには、来生瞳・泪(一人二役・戸田恵子)・愛(坂本千夏)の美人三姉妹があらわれ、海坊主と美樹は平身低頭となります。彼女たちは海坊主の喫茶店のオーナーであり、怪盗キャッツ・アイだったのです。

(※キャッツ・アイはシティーハンターと原作者を同じとする人気漫画作品)

そのころ襲撃者に連れられてきた場所で御国と会う亜衣。なんと、亜衣をつけ狙っていたのは御国だったのです。御国の目的は亜衣の父親が開発した「メビウス」という新兵器運用システムだったことが分かります。

しかし亜衣の父親は兵器にされること阻止するため、メビウスにロックを掛けていました。そのロックを解く鍵こそ、「亜衣の瞳」に隠されていたのです。

御国は亜衣を誘導して、亜衣の父親から奪ったスマホを見せることでロックを解除することに成功します。映画冒頭で交通事故にあって亡くなってしまったのは亜衣の父親だったのです。

そして亜衣を救い出すため、獠と香は行動を開始します。獠は単独で、香はキャッツ・アイと共に御国とヴィンスがメビウスの試作運用している場面に乗り込みますが、すでに起動されたメビウスによって新宿は戦場となりかけていました。

新宿に放り出された亜衣を獠は助け出し、一人でメビウスに操られた大量のドローンを相手に立ち向かいます。助っ人としてやってきた海坊主を含めて、新宿を舞台にした派手な銃撃戦が繰り広げられるのです。

圧倒的な獠の手腕によってドローンは撃退。追い詰められた御国は香を手に掛けようとしますが、そこへ現れた獠によってメビウスの装置は破壊されてしまうのでした。

獠と香は巨大な陰謀阻止に成功、そしてシティーハンターは依頼人を守ることができたのです。

3.劇場版シティーハンター新宿プライベート・アイズの見どころ

シティーハンタービジュアル4(画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=mji4WOAQT0w)

続いては約20年ぶりの新作ストーリーに歓喜しまくったアラフォーの筆者が、映画の見どころについて紹介していきます。

約20年ぶりなのに豪華声優陣が続投

シティーハンターは週刊少年ジャンプで人気になり、アニメ化された伝説とも言える作品です。初回アニメ放送が1987年、最後のアニメ放送が1999年だったので、今回の劇場版は約20年ぶりとなります。

初回放送から約30年以上も経過しているにもかわからず、なんとメインキャストの声優陣はほとんどが続投という、ファンにとっては夢のような展開です。それほどの年月が経過しているのに、変わらず演じられる声優さんの力量にただただ圧倒されるばかり。

声優界のレジェンドとも言える神谷明さんは、約20年ぶりの獠をしっかり演じられています。伊倉一恵さんは香役でブレイクを果たしているので思い入れも強かったでしょう。

海坊主の玄田哲章さんはアーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えで御馴染みなので、聞いたことがある人も多いと思います。

美樹役の小山茉美さんは名探偵コナンのベルモットやDr.スランプ アラレちゃんの役をこなすベテラン声優です。冴子役の一龍斎春水さんは当時の芸名を麻上洋子と言い、現在は講談師としても活動されています。

そんな豪華声優陣の中にゲスト声優として参加した飯豊まりえさんはモデルや女優をされており、チュートリアルの徳井義実さんは吉本興業所属の芸人さんです。

今回の敵役として登場した山寺宏一さんは、声優だけでなく俳優や司会までされるマルチタレント。大塚芳忠さんは洋画の吹き替えやナレーターとして長年声優業界を牽引されています。

メインキャストに加えてゲスト声優も豪華な布陣を揃えているので、見応え濃厚だと言えるでしょう。

当時の主題歌やエンディング曲が使われている

シティーハンタービジュアル5(画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=mji4WOAQT0w)

シティーハンターのアニメと言えば、主題歌やエンディング曲が有名です。とくにTM NETWORK(ティーエム・ネットワーク)の曲は複数使われており、かなりの人気がありました。TM NETWORKは小室哲哉さんが在籍しているユニットです。

TM NETWORKの代表曲ともいえる1987年発表の「Get Wild」は、初めてオリコンシングルチャートベストテンに入った楽曲であり、そのヒットした理由にシティーハンターのテーマンソングとなった事実が大きく影響していることは間違いありません。

その楽曲は30年以上経過しても色褪せることなく、往年のファンを喜ばせたのです。

TM NETWORKの「Get Wild」に「STILL LOVE HER (失われた風景)」、小比類巻かほるの「City Hunter~愛よ消えないで」などが劇中で流れます。

楽曲を聞くだけで当時の思い出も蘇りますので、アラフォー世代にとってはもう感動しか起こりません。

約30年前の曲ですが、シティーハンターのテーマソングは現代でも十分に通用するのではないでしょうか。今の若い世代の人たちにも聞いて欲しいと感じますね。

キャッツ・アイとの夢の共演にファン歓喜

シティーハンタービジュアル6(画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=mji4WOAQT0w)

原作者である北条司さんには、シティーハンターの他にも代表作があります。それが「キャッツ・アイ」。キャッツ・アイは美人三姉妹が喫茶店を営みながら美術品を盗んでいくというストーリーです。

シティーハンターよりも前に発表されて人気が出た作品であり、冴羽獠を生み出すきっかけとなった漫画です。キャッツ・アイに出ていた「ねずみ」と呼ばれるキャラクターが、のちのシティーハンターの冴羽獠になります。

シティハンターが始まってからも、両作品に共通することが度々あったので、ファンの間では世界観は繋がっているのだろうと思われていました。実際に海坊主が経営する喫茶店の名前がキャッツ・アイだったことも、世界観が同じだと言われていた理由です。

しかし今回初めて喫茶キャッツ・アイのオーナーであると映画内で公表されたので、ファンにとっては30年越しの謎が解き明かされた瞬間だと言えるでしょう。

ただし、キャッツ・アイは映画本編にはあまり関わってこないので、ほんの少しのファンサービスだと思ってください。

それでもあの懐かしい三姉妹とシティーハンターが同じ画面で見れたことは、ファンにとっては宝物のように感じる瞬間でした。このシーンだけもこの映画を観る価値は十分にあるでしょう。

ただ残念ながら来生三姉妹の長女・泪役の藤田淑子さんは2018年にお亡くなりになっています。彼女の意思を継ぎ、泪役を演じたのは三姉妹の中心的人物である瞳役の戸田恵子さんです。

戸田さんは女優としても活躍されているので、知っている人も多いでしょう。戸田さんが演じる泪は違和感なく往年のファンを感動させてくれました。

香と獠の関係性が何も変わってない

シティーハンタービジュアル7(画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=CRFrmaZa1OY)

シティーハンターの見みどころとして、香と獠の恋愛だけではない愛情物語が挙げられます。元々は獠の相棒だった槇村の妹が香です。槇村が不慮の死を遂げたことで、香が兄の代わりに獠の相棒になりました。

しかし獠はいずれ香を普通の世界へ戻すつもりでしたが、相棒として仕事やプライベートを一緒に過ごすうちに愛情を抱くようになったのです。

アニメ版ではハッキリした恋愛関係ではありませんでしたが、お互いを大切に思っている描写にはなっていました。

シティーハンターはそんな二人の愛情物語も大きな魅力となっています。それが全く変わっていないのです。

劇中、香がウエディングドレス姿になるシーンがあります。ドキドキしながら香が「似合う?」と聞くと、「いつもと変わらない」と答える獠。

それで香の機嫌は悪くなるのですが、ラストで獠がまた香のウエディングドレス姿の写真を見て「やっぱり何も変わらない」と言います。

それは、「キレイなものも大切なものも昔から一緒だ」という気持ちが獠にはあったからです。獠にとっては香が一番大事であり、一番キレイなのは昔から何も変わっていないのでしょう。

二人の関係性が何も変わっていない描写は、ファンにとっては懐かしくも嬉しい演出だと言えます。

現在版にアレンジされているシーンも楽しめる

シティーハンターの名物シーンと言えば、「新宿駅東口にある伝言板にXYZの文字を書く」という場面が思い浮かぶかと思います。

30年前には駅構内に待ち合わせを知らせたり忘れ物を提示したりできる、誰でも書き込める伝言板があったんですね。今はもうありませんが、この方法でシティーハンターに仕事を依頼します。

この方法がちゃんと現代版にアレンジされており、スマホを使ってアプリで伝言板にアクセスしてXYZを書き込むのです。

SNSをチェックしていますと、当時を知っているファンからすればあの頃のままの方法で依頼して欲しかったという意見と、きちんと現代風にアレンジされていることに絶賛されている意見とに分かれていますね。

個人的には当時を知っている者として、時代の流れに沿って素晴らしかったと思います。現代に対応している描写もしっかり楽しめるところは大きな見どころだと言えるでしょう。

4.劇場版シティーハンター新宿プライベート・アイズをオススメしたい人

シティーハンタービジュアル8(画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=CRFrmaZa1OY)

この映画はアラフォーホイホイとも言われています。当時を知るファンにとっては、懐かしさと現代にマッチさせようとしている演出に新鮮さを感じて夢中になることは間違いないでしょう。

そのため、もちろんこの映画をオススメしたい人は当時のアニメを知る人が一番ですが、シティーハンターを全く知らない人にも、ぜひこの機会に知ってもらえたらとアラフォーファンは強く感じるのです。

ただシティーハンターは1980年代に描かれた漫画作品なので、どうしても今の時代にそぐわないという意見も確かにあります。この映画でシティーハンターを知ったという人には、少し物足りないかもしれません。

しかし、だからこそ30年経っても色褪せない作品を知るきっかけになってほしいと思います。

アラフォー世代の親と子どもさんが一緒に見るのも良いでしょう。親世代の懐かしい話を聞いて、会話を楽しむのもオススメです。

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