ぼくらの7日間戦争・アニメ【あらすじと出演者】ポイント解説!

こんにちは!エンタメブリッジライターのriezoです!

ついに「ぼくらの7日間戦争」のアニメ化が決定!

2019年12月13日に公開が予定されていますね。

アニメ化決定!っていうことは元となる作品があるの?

そう。あるんです。

「ぼくらの7日間戦争」は過去に実写版で映画化されていました。

でもそれって1988年。

今から31年前の話です。

私なんかは結構記憶にはっきり残っていますがね。

でもアニメ作品を観る人のなかには実写版について知識もなければ懐かしさを感じることがない人が多いのではないでしょうか。

さらに言えば、もともとは宗田理氏の小説が原作

「ぼくらの七日間戦争」は1985年に書き下ろされ、その後の「ぼくらシリーズ」の第1作目となった作品です。

しかもその「ぼくらシリーズ」は2019年まで続く超長編シリーズなのですよ。

さて、ここで問題です。

そんな背景を知ってアニメ化作品を観るのと知らずに観るのとではどっちが楽しめると思いますか?!

はい!そうです。

知ってから観た方が断然面白いに決まってます(たぶん)。

というわけで12月の公開に先駆けて、「ぼくらの7日間戦争」アニメ版のあらすじや出演者だけでなく、実写版の紹介も交えながら観賞前に押さえておくべきポイントを解説していきます!

なんで宮沢りえの出演にみんなが湧いているのか?!

これを読めばその理由が分かるはず!

1.「ぼくらの7日間戦争」の作品紹介

公開日:2019年12月13日(日本)
監督:村野佑太
原作:宗田理
出演者:北村匠海、芳根京子、宮沢りえ(特別出演)、潘めぐみ、鈴木達央、大塚剛央、道井悠、小市眞琴、櫻井孝宏、他

主題歌:Sano ibuki
公式サイト:http://7dayswar.jp/

2.「ぼくらの7日間戦争」の登場人物とキャスト紹介


画像出典:http://7dayswar.jp/

「ぼくらの7日間戦争」の主な登場人物は高校2年生の若者たちです。

ちなみに原作と実写版での設定は中学1年生でした。

このあたりの設定変更に、「君の名は。」や「天気の子」など最近のアニメ映画にありがちな淡い恋愛絡みを狙ってんのか?と余計な邪推をしてしまう自分。

ああ、いやな大人になってしまった。

さて、ではさっそく登場人物とその声を演じているキャストを紹介していきましょう。

  • 鈴原守(北原匠海):この作品の主人公です。いつも1人で本を読んでいて、「歴史マニア」のチャットグループメンバーが唯一の話し相手。大人しい性格で学校では目立たない存在。隣に住む幼馴染の千代野綾に片思い中。
  • 千代野綾(芳根京子):守のクラスメイトであり幼馴染。文化祭のミスコンで優勝するほどの美少女なのに性格も良いという育ちの良いお嬢様。父親は地方議員をしており、17歳の誕生日を目前にして東京に引っ越すことが決まる。
  • 中山ひとみ(宮沢りえ):守たちと同じようにかつて大人を相手に「7日間戦争」を戦った人物。本作では守たちにどのようにかかわってくるのか、まだその内容は明らかにされていない。
  • 山咲香織(潘めぐみ):守たちのクラスメイト。陸上部で活躍する体育会系女子。曲がったことが嫌いでいつも綾のことを気にかけている。建設会社の社長の娘でもある。
  • 緒形壮馬(鈴木達央):守たちのクラスメイト。クラスの中心的存在で軽いノリが女子に人気。守たちの「バースデイキャンプ」に参加したのも「面白そうじゃん」という理由から。
  • 本庄博人(大塚剛央):守たちのクラスメイト。幼馴染の紗希にむりやり「バースデイキャンプ」に誘われ、嫌々ながらも参加。
  • 阿久津紗希(道井悠):守たちのクラスメイト。深く考えずその場のノリで生きているような少女。「バースデイキャンプ」にも綾の誕生日を盛り上げようとノリノリで参加。
  • マレット(小市眞琴):不法滞在の摘発から逃げていたタイ人の子供。家族とはぐれて守たちより先に石炭工場に潜んでおり、家族を探している。
  • 本多政彦(櫻井孝宏):地方議員である綾の父親の秘書。やる気がなさそうに見えて実は頭がキレる男。

と、以上が主な登場人物です。

このメンバーで7日間のブートキャンプならぬバースデイキャンプという名の「戦争」を繰り広げていくのです。

3.「ぼくらの7日間戦争」のあらすじ


画像出典:http://7dayswar.jp/

それではいよいよ「ぼくらの7日間戦争」のあらすじを見ていきましょう。

この作品は、高校生の守たちがずるい大人たちに対するささやかな反抗として7日間限定で家出をするという話です。

そのきっかけとなったのが、綾の引越しでした。

せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな。

綾のこの言葉を聞いた守は一念発起!

逃げましょうっ!

大人に見つからない場所に!

こうして綾の誕生日までの7日間、「バースデイキャンプ」をすることになりました。

ところがこのバースデイキャンプには次々とクラスメイトたちも参加し、綾と2人で駆け落ちを期待していた守にとってはちょっとがっかりな結果に。

バースデイキャンプは今はもう使われていない古い石炭工場に、ただ7日間隠れているというだけの計画でした。

しかしその石炭工場にはマレットという名のタイ人の子供が先に潜んでいたのです。

入国管理局から不法滞在として追われていたマレットは、はぐれた家族を探していました。

すると、マレットを捕まえそこねた入国管理局が今度は武装をしてハンマーを振りかざしながら工場に突入!

守たちは「敵」である大人たちの撃退作戦を開始するのでした。

4.「ぼくらの7日間戦争」はなぜアニメ化された?


画像出典:http://7dayswar.jp/

さて、31年前に実写版で公開された「ぼくらの七日間戦争」が、なぜ今再びアニメ化されて上映されることになったのでしょう。

そこには今も昔も変わらない「ずるい大人に対する子供たちの反抗」という普遍的なテーマが大きく影響していると言っていいでしょう。

原作の「ぼくらの七日間戦争」とは

まず、原作の「ぼくらの七日間戦争」について簡単に説明しておきましょう。

ちなみに「7日」と「七日」、アラビア数字と漢数字の表記が混在しているのは私の変換ミスではありません。

原作と実写映画は「七日」という漢数字で表記されていましたがアニメ化作品では「7日」とアラビア数字に変わりました。

アラビア数字にしただけで昭和の香りが消え去り、新しい令和時代の作品!というイメージに変わるものですね。

見た目って大事。

さて、小説版の「ぼくらの七日間戦争」は東京下町を舞台として、中学1年生の男子生徒たちが理不尽な校則で管理する教師や勉強を押し付けてくる親に反抗し、廃工場に立てこもるという話です。

小説版では立てこもった廃工場を「解放区」と呼ぶなど、60年代学生運動の日大全共闘をモチーフにした部分も見られました。

この辺も時代背景を感じさせるエピソードです。

そしてこの「ぼくらの七日間戦争」をきっかけに、作者の宗田理氏は次々と「ぼくらシリーズ」を発表し、その後25年間にわたって続編が作られ続けたのです。

ぼくらシリーズは、中学生編が終わると高校生編、青年編と続き、さらに教師編を経て第二次七日間戦争シリーズ、新・ぼくらシリーズ、横浜開港編へと引き継がれ、ついに2019年の角川つばさ文庫のコラボ作品を最後に幕を閉じました。

25年に渡ったシリーズの作品数は、延べ71作!

そして2019年12月、アニメ化された作品が劇場公開されることになったというわけです。

原作者の宗田理氏は「アニメ映画には小説とは違う感動と面白さがあります。あの物語がどんなふうに表現され、みなさんをとりこにするのだろう。それを想像すると原作者としてもわくわくしてきます。」とコメントしています。

実写版「ぼくらの七日間戦争」とは?

それでは、31年前に原作を映画化した実写版「ぼくらの七日間戦争」についても説明しておきましょう。

教師や親に反抗した中学生たちが廃工場に立てこもるのは原作と同じですが、原作に描かれていたエピソードや全共闘についての説明など一部割愛されています。

それでも当時流行った「ドラゴンクエストⅢそして伝説へ・・・」に出てくるアリアハン城を真似た廃工場や、教師の体罰や理不尽な校則、家出した子供に対する親の対応など、「そういう時代だったよね」の一言では終われないある意味衝撃的な内容に目が釘付けになってしまう作品です。

だって中学生なのに自動二輪、つまりバイクに乗ってたりするんだよ!

しかも工場の地下にはなぜか自衛隊が所有している戦車があり、その戦車を修理して女子中学生が操縦するって、未来のガルパンブームを予言するかのようなシーンも。

いくら昭和の映画だって言ってもそりゃちょっとムリがあるんじゃないの?!とツッコミを入れたくなることだらけで出来上がっている作品です。

でも今またこうしてアニメ化されるっていうことは、やはりそこに「何か」があることだけは確かなのでしょう。

アニメ作品を観る前に衝撃的な(?)実写版もぜひ観てほしいです。

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「ぼくらの7日間戦争」アニメと実写はどう違う?


画像出典:http://7dayswar.jp/

大人に対する子供たちの反抗というテーマは変わらないものの、やはり時代の変化によって小説が書かれた当時のものとはだいぶ様子が変わっています。

まだ公開前なのですべてのストーリーは不明ですが、発表されている内容からその違いを見ていきましょう。

そもそも登場する少年たち、かつての作品では中学生でしたがアニメ作品では高校2年という年齢になりました。

このあたりは先ほども書いた通り、恋愛要素ありの青春映画を狙っているのかなと思わせる設定。

ところが実写版も中学1年生ながら、立てこもってる男子生徒と「両想い」の女子生徒が一緒に戦うっていう内容だったんですよ。

両想い!

今の若者たちはこんな言葉は使わないのかしら。

肝心の立てこもりの理由ですが、実写版では管理教育する教師や勉強を無理強いする親たちに断固立ち向かう!という戦闘態勢バリバリな男子生徒たちによる大人たちへの反発でした。

しかしアニメのほうではヒロインの女子が自分の17歳の誕生日までは今の街にいたい、というなんともセンチメンタルな理由からの「バースデーキャンプ」です。

しかも7日間限定の家出。

16歳最後の夏~みたいな青春ロードムービー的な匂いが漂います。

これも時代の流れなのでしょうか。

昭和の骨太な男子の中二病的なモラトリアムより、大人と子供のはざまで揺れる多感な高校生たちの青春ストーリーのほうが現代のニーズに即しているのかもしれません。

確かに中学1年のくせにバイクを乗り回したりワインのボトル開けちゃうとか今じゃコンプラ的にもアウトー。

子供たちの家出に「そのうち帰ってくるだろ」という超絶呑気な親たちや、立てこもりを応援する若い女性英語教師、人権無視の体罰教師など、現代ならば炎上必死な社会問題をはらんだ設定では別の意味で問題作になりそうです。

むしろこんな(失礼)映画が普通に上映されていた昭和時代のなんともおおらかだったことか。

そしてアニメ作品には外国人の不法滞在問題も取り入れられているというアップデートっぷりです。

まさに現代の社会問題も盛り込んだ若者たちの成長物語!

というわけで、アニメ化された「ぼくらの7日間戦争」は、ずるい大人に反発し、力ずくで突入してくる大人たちを撃退する!という原作や実写版のテーマは変わらずに受け継ぎつつ、現代の少年少女ならではの7日間の大人との戦いが描かれている作品になっているのです。

5.アニメ版「ぼくらの7日間戦争」を観る前に知っておきたいポインとは?!


画像出典:http://7dayswar.jp/

アニメ化にともなって話題になっているのは、実写版で女優デビューを果たした宮沢りえがアニメ版でも再び登場するということです。

31年前の七日間戦争ではクラスの学級委員の中山ひとみ役として出演していました。

当時の彼女は美少女だったのはもちろん、力強い目ヂカラとデビュー作品だとは思えないほどの存在感で、今見てもとても印象に残る少女でした。

その宮沢りえが、中山ひとみ本人の役で出演することが決まっています。

どのように高校生の守たちと絡むのか、そこは明らかになっていませんが、おそらく実写版で賀来千香子が演じていた、子供たちを応援する英語教師的な位置づけなのかもしれません。

そのあたりも期待が膨らむところです。

そして「ぼくらシリーズ」が昭和から平成、令和へと時を超えてスクリーンに戻ってきた理由は、やはり今でも変わらず子供たちの中に共通する「何か」があるからなのでしょう。

大人に対する反抗という一見身勝手な子供たちの行動ですが、それは誰もが一度は経験しているはずの大人への反発心。

大人から言わせれば、まだまだ未熟で人間的にも未完成な少年少女。

でもそんな少年少女たちは大人の都合の良さを敏感に感じ取ります。

彼らはいつかそういう大人の手の中から飛び出して、自分たちの世界を作り上げようとするでしょう。

でもそれは大人があらまほしくある子供の成長の図ではないことも多々あります。

子供と大人は常にそうやってある意味戦いながらお互いに成長していくもの。

そういう普遍的なテーマが描かれていることが、いつの時代にもみんなの共感を呼ぶ理由なのかもしれません。

さらにアニメ版で復活したことにも意味があります。

今の日本のアニメ映画の表現力は、時として実写を超えることも多いです。

原作の宗田理氏も言ったように、アニメ映画だからこその面白さが必ずあるはず。

現役の少年少女たちはもちろん、昔少年少女だった大人たちも楽しめる、そんな作品になっていることを期待しましょう。

アニメ版を観る前に、実写版「ぼくらの七日間戦争」も要チェック!

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