あのキャストも登場!?映画「ブレードランナー2049」から見えてくるものとは…【あらすじ/ネタバレ】

ブレードランナー2049チラシ

こんにちは。

エンタメブリッジライターのhappaです。

今回は、映画「ブレードランナー2049」をご紹介します。

この映画の前作、リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」は、世界中でカルト的人気を誇る映画の代表とも言えるのではないでしょうか。

そんな映画の続編だけに、多くのいわゆる“ブレランファン”たちは期待と不安を持ちながら「ブレードランナー2049」を観ることになるのではないでしょうか。

ちなみに私はというと、「ブレードランナー」も大好きですが、この続編の監督に抜擢されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督も大好きだったので、期待しかなかったです!

そんなハードルがものすごく上がった状態で観ても、「ブレードランナー2049」は、期待を超えてくるような面白くて深い映画でした。

ブレランファンにも、「ブレードランナー」って何?という方にも、どちらにもおすすめできます!

では早速、そんな「ブレードランナー2049」の魅力をお伝えしていきたいと思います。

1.「ブレードランナー2049」の作品紹介

公開日: 2017年10月27日 (日本)
監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作者: フィリップ・K・ディック
製作総指揮:リドリー・スコット
出演者:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、シルビア・フークス、ロビン・ライト、マッケンジー・デイヴィス、他。
受賞歴:第90回アカデミー賞撮影賞、視覚効果賞受賞

2.「ブレードランナー2049」のあらすじ

ブレードランナー2049 画像
画像出典:https://eiga.com/movie/85393/gallery/

それでは、「ブレードランナー2049」のあらすじを、ネタバレなしとネタバレありに分けてご紹介していきます。

壮大な映像美ももちろん魅力のこの映画ですが、163分という長い尺のなかに無駄なところが一切なく、全体が流れるように見事に繋がっていることも魅力の1つだと思います。

できるだけ、そんな流れを伝えられるように書いていきたいと思います。

ちょっと長いですが、お付き合いください!

「ブレードランナー2049」のあらすじ(ネタバレなし)

冒頭に映画の背景を説明する文章が登場します。(ちなみに、この冒頭も「ブレードランナー」を受け継いでいて、ファンはいきなり心を掴まれるのではないでしょうか…)

分かりやすいのでそのまま引用しますね。

レプリカントは人間に代わる労働力としてタイレル社が開発した人造人間である。

だが、何度も反乱を起こし、製造が禁止され、タイレル社は倒産した。

2020年、生態系が崩壊。

企業家ウォレスが台頭し、合成農業によって飢餓を回避した。

ウォレスはタイレル社の資産を買い取り、従順な新型レプリカントの製造を開始。

旧型で寿命制限のないネクサス8型の残党は“解任”の対象となり、追跡された。彼らを追う捜査官の通称はブレードランナー。

前作「ブレードランナー」は、2019年(まさに今ですね!)を舞台にしており、そこでブレードランナーとして働くデッカードを主人公としていました。

「ブレードランナー」は、デッカードがレプリカントのレイチェルと逃げるところで物語が終わっていました。

「ブレードランナー2049」は2049年、つまり30年後の物語なのです。

主人公はLA警察で働くKD6-3.7。通称Kです。

「ブレードランナー」では、デッカードが人間か、レプリカントかという問題がありましたが、本作の主人公Kは紛れもなくレプリカントです。

そのKの仕事は、旧型ネクサス8型を“解任”することです。

ある“解任”の仕事がきっかけで、彼は大きな流れに巻き込まれていくことになります…

「ブレードランナー2049」のあらすじ(ネタバレあり)

物語の背景は、ネタバレなしの方で映画の冒頭を引用しているので、そちらをご覧ください。

LA警察のブレードランナーであるKは、サッパー・モートンという旧型レプリカントの“解任”をすることになります。

ちなみにタイレル社製の旧型レプリカントには名前がありますが、新型レプリカントはKのように製造番号しかありません。

“解任”といえば聞こえはいいですが、要は殺してしまうのです。

同じレプリカントでありながら、仲間を殺すという残酷な仕事ですよね。

サッパーは死に際に

お前たち新型は奇跡を見たことがないから、クソな仕事に満足してるんだ。

と言います。

奇跡とは何なのでしょうか。

Kはサッパーの家の横にある木の根元に一輪の花が供えられてあるのに気が付き、その下を確認します。

そこには箱が埋められていました。

警察署で箱の中身を調べると、そこには30年前に亡くなった女性の骨と頭髪が入っていました。

赤ちゃんを産む際に、亡くなってしまったようでした。

しかし、そこで彼らは衝撃的なことに気が付きます。

その骨には製造番号が記載されていたのです。

つまり女性は、レプリカントだったのです。

Kの上司であるジョシは、子供を産むことができるかどうかは、レプリカントと人間を区別するための壁であり、それが破られたことが分かれば秩序が崩れてしまうから、水面下ですべてを消し去れとKに命令します。

つまり、子供を“解任”しろということです。

Kは、

“生まれたもの”には魂が宿っている。

“解任”していいのか?

と、問いますが、ジョシの命令は絶対であり、それに逆らうことは出来ません。

彼は子供を探すことになります。

彼は警察署内でいつも基本検査というテストを受けています。

そこでは、

愛する人の手をにぎる感覚は?

我が子を抱きたいか?

などの質問をされ、それに動じないかどうかの検査をされるのです。

いわば、そういった感覚が、彼らを暴走させる根源だと考えられているわけです。

レプリカントは“人間もどき”と呼ばれ、差別されて生きています。

しかしそんなKにも、実は安らげる存在がいます。

それはジョイという女性です。

しかし、彼女は実在する人間やレプリカントではありません。

彼女はウォレス社の製品、ホログラムとして投射されるだけの、実態のないAIなのです。

しかしたとえプログラミングされただけのものだとしても、2人の会話は本物の恋人同士のようで愛おしく、美しいです。

さて、Kは骨の主を調べるため、ウォレス社に向かいます。

そしてそこで、ウォレスの代理であるラヴというレプリカントに出会います。

名前を持つ彼女は特別な存在であることが分かります。

彼女はKにタイレル社ののアーカイブの中からデッカードがレイチェルがレプリカントかどうかテストした時の音声を聞かせます。(「ブレードランナー」の音声そのままです!)

骨はレイチェルのものだったのです。

ウォレスはレプリカントの製造が需要に追いついていないことを嘆いていました。

そして、そのために最も必要なのはレプリカント自身が自らの力で繁殖することが必要だと考えていました。

つまり子供を宿す力です。

警察とは全く逆の立場です。

しかし、それは未だ実現しておらず、ウォレスもまた、Kや警察とは別の目的で、タイレル社の成果であるレイチェルとデッカードの子供を探していたのです。

彼らは自分たちの製品であるジョイのGPSからKを監視することになります。

さらにKは別の人物からも監視されていました。

Kが最初に“解体”したサッパーの仲間たちです。

娼婦の姿をした旧型レプリカント、マリエッティは彼を監視するため近づきます。

そんなことは知らないKは、再びサッパーの家を訪れます。

そこで赤ん坊を抱いた女性の写真を見つけます。

さらに、レイチェルの骨が埋まっていたそばの木に“6.10.21”と彫ってあるのを発見します。

実はKには記憶がありました。

レプリカントは製造されるときに、実際にはない子供時代の記憶を移植されるのです。

工場のようなところでいじめっ子たちから宝物の木彫りの馬を隠すというものでした。

その馬の裏に掘られていた数字が“6.10.21”だったのです。

Kは2021年6月10日生まれの子供のDNAデータを探します。

そこで、ありえないことですが同じDNA配列を持つ子供が2人いたことが分かります。

つまり、どちらかがコピーというわけです。

2人は同じ孤児院にいたことになっており男の子と女の子で、女の子の方は死亡し、男の子の方は消息を絶っていました。

Kはその孤児院を訪れます。

そこで、自分の記憶の中と全く同じ工場のような通路を見つけます。

そして記憶通りの場所に日付が刻印された木彫りの馬が隠されていたのです。

Kは、自分こそが奇跡の赤ん坊なのではないかという疑いを持ちます。

そしてそれを確かめるため、レプリカントに移植する記憶を作る女性の元に行きます。

彼女は免疫不全で隔離された空間にいましたが、まるで本物のような記憶を作ることができます。

彼女はKの記憶を見て、

これは作られた記憶ではなく、実際の記憶だ。

と言います。

そこでKは自分は生まれた存在なのだと確信します。

警察に帰ったKは基本検査では、基本からは程遠い存在でした。

それはそうですよね。

彼の上司ジョシは、そのことを指摘しますが、Kは子供を発見し、“解任”したと嘘をつきます。

レプリカントが嘘をつくわけがないと思っている彼女はその場はあっさり信じます。

Kは父であるデッカードに会いに行くことにします。

その際、ジョイは自分の履歴から居場所がバレてしまうことを恐れてモバイルエマネーターのみに保存して、自分の本体を壊すように言います。

いわばバックアップのない状態になってしまうのです。

Kは木彫りの馬に着いた放射性物質から場所を特定し、廃墟になったホテルにやってきます。

そしてとうとうそこでデッカードと会います。

デッカードはKに

子供に会ったことはない。

自分は追われていたから、見つかれば子供は解剖され調べられる。

時には誰かを愛するなら他人でいた方がいい。

と言います。

そんな彼に、Kは自分が息子だとは言い出せません。

そこに、Kを追跡していたラヴたちがやって来ます。

彼女はデッカードを連れ去ってしまいます。

しかもその際、ラヴはモバイルエマネーター、つまりジョイを踏み潰して壊してしまうのです。

あまりにあっけなく、悲しい別れですよね。

殴られて気を失ったKもまた、何者かに連れ去られます。

目を覚ますとそこにはマリエッティがいました。

彼女のボス、旧型レプリカントの残党であるフレイザはレイチェルの仲間であり、子供を産み、そして隠すのを助けたのです。

彼女らにとって子供は、レプリカントが奴隷以上の存在である証でした。

彼女は人間より人間らしくあるために、革命を起こすから仲間に入って欲しいとKに頼みます。

そして、ラヴに捕まったデッカードから彼女らの居場所がバレないよう彼を殺して欲しいと頼みます。

彼が望むのは子供の安全だけだから。

彼女は無事だから。

と言います。

“彼女”です。

なんと赤ん坊は女の子だったのです。

男の子の記録は痕跡を消すための策略でした。

Kは生まれてきたのが自分ではなかったことを悟ります。

Kの気持ちは想像を絶しますよね。

さて、一方デッカードはウォレス社に連れて行かれます。

そしてウォレスに、

もしあなたが作られた存在で、あなたとレイチェルの出会いもタイレルの策略だったとしたら、それは愛か、それとも計算された精確さか。

と問われます。

そしてそこに、ウォレスが作った生前のままの姿のレイチェルのレプリカントがやってきます。

彼は一瞬その姿に目を奪われますが、

彼女の瞳は緑色だった。

とつき放します。

しかしながらデッカードは鍵になるという場所、オフワールドにラヴに無理やり連れて行かれそうになります。

そこにKがやってきます。

死闘の末、Kは深手を負いながらもなんとかラヴを倒します。

そしてデッカードをある場所に連れて行きます。

それは記憶を作る女性、アナの元です。

Kは

最高の記憶は彼女のだった。

と言います。

Kは自分に移植された記憶が、アナ自身の実際の記憶だったことに気づいたのです。

君にとって俺はなんなんだ?

と問うデッカードにKは答えず、ただ「娘さんに会え。」と言います。

取り残されたKは雪が降りしきる中、寝転び、目を閉じます。

3.「ブレードランナー2049」のみどころ

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画像出典:https://eiga.com/movie/85393/gallery/

続いて、「ブレードランナー2049」の見どころをご紹介していきます。

SF映画といえば、近未来的なメカなんかも気になる方も多いですよね。

しかしライターhappaは、恥ずかしながらそういうものを見ても基本的に、「おお、すごいな。」くらいの感想しか持てない機械オンチなので、そこらへんは詳しい方たちにお任せして、私なりの視点から見どころをご紹介します!

圧倒的な映像美

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画像出典:https://eiga.com/movie/85393/gallery/

「ブレードランナー2049」の世界の美しさにはただただ圧倒されます。

初代「ブレードランナー」のイメージは、その人気の要因でもあると思いますが、ダークで、いい意味でどこかごちゃごちゃとしていて、とにかく独特な世界でした。

「ブレードランナー2049」では、映画の背景を反映し、初代の要素も残しつつ、全体的なイメージは美しくも無機質といった感じになっています。

この映画の撮影監督ロジャー・ディーキンスは、ドゥニ・ヴィルヌーヴはもちろん、コーエン兄弟などとも組んで、数々の名作を生み出しているすごい人なのですが、今までに13回もアカデミー撮影賞にノミネートされ、なんと今回「ブレードランナー2049」で初めて受賞しています。

超大物歌手や前作のあの人も出演⁉︎

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画像出典:https://eiga.com/movie/85393/gallery/

実はこの映画、エルヴィス・プレスリーやフランク・シナトラ、そしてマリリン・モンローまで登場します。

といっても、ホログラムなんですが。

デッカードが隠れ家にしていたホテルがまだ営業していた頃の娯楽の名残なのですが、彼らの等身大のホログラムのステージだったり、ミニチュアホログラムが歌ってくれたり、実際にあったら面白いなと思うものが登場します。

個人的に、さっきまでガンガン戦っていたKに対してデッカードが、エルヴィスが「Can’t Help Falling In Love」を歌い出した時に、「この曲好きなんだ」と言うシーンがとても好きです。

歌詞の意味とデッカードの境遇を考えると切なくもあり、また深くもありますよね。

と、本筋には直接関係ない部分でも楽しめるのですが、実はもう1人重要な人物が登場します。

それはレイチェルです。

前作「ブレードランナー」を見ている方は彼女の登場に息を呑むのではないでしょうか。

ウォレスのレプリカントとして、再現された彼女は偽物だと分かっていても美しいです。

デッカードと彼女が向かい合っている姿は、とにかく切ないです…

「ブレードランナー」と「ブレードランナー2049」

ブレードランナー2049 画像
画像出典:https://eiga.com/movie/85393/gallery/

ここでは、前作「ブレードランナー」と「ブレードランナー2049」を合わせて観られる方への見どころポイントをご紹介していきます。

この「ブレードランナー2049」のすごいところは、単純に「ブレードランナー」の世界を継承しているのではなく、その世界にさらに深みを加えていることだと思います。

もちろん「ブレードランナー」だけ見ても面白いんですが、「ブレードランナー2049」を見ることでさらに深いところまで考えさせられる作りになっています。

小道具にもたくさんこだわりがあって、例えば四角いグラスや折り紙、「ブレードランナー」を見た人がニヤニヤするものがたくさん登場しますよ。

ぜひ探してみてください。

そしてこの2本の映画の最も印象的な違いは、雨と雪でしょう。

「ブレードランナー」では、雨の中、デッカードと戦ったレプリカントのロイが死の間際に、自らの死と共に思い出が消える様を「雨の中の涙」と表現します。

対して「ブレードランナー2049」では、雪の中でKとデッカードのとても印象的なラストシーンが展開されます。

2つの映画を合わせて考えた時、ロイとKという意外な2人の親和性も考えてしまいませんか?

ちなみに私が今までに観た映画の中で、最も印象的に、効果的に雪が使われていた映画は、実はこの映画の監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴの「静かなる叫び」という作品です。

この「ブレードランナー2049」もまた、カナダ出身の彼にしか撮れない映画なのです。

4.ライターhappaの視点

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画像出典:https://eiga.com/movie/85393/gallery/

2組の男女から見えてくるもの

「ブレードランナー2049」を2組の男女の物語として捉えた時、見えてくるものを考えていきたいと思います。

物語の結末に触れる部分ありますので、ネタバレが嫌な方は飛ばしてください。

1組目は言うまでもなく、Kとジョイですよね。

この2人の恋はものすごく切ないです。

ジョイは疑似恋愛をするための商品としてのAIです。

しかし、2人を見ている私たちには果たして本当にそれが疑似恋愛なのかと考えさせられます。

Kの相手を想い、相手に触れたいと思う気持ち、ジョイのそれに応えようとする姿は本当に作られたものなのか。

いったい私たち人間同士のそれと、どう違うのか、ということです。

ジョイの自己犠牲に至っては、多くの人たちはもう彼女は1つの人格を持っているという結論を持つのではないでしょうか。

しかし、この映画はそう単純ではないことも提示します。

ジョイは、Kが自分が生まれた存在ではないかと思い至った時、それを後押しするかのように「望まれ、愛されて生まれてきた本物の男の子」であるあなたにはKではなく本物の名前が必要と言って、彼に“ジョー Joe”と名付けます。

しかし、その名前は思わぬところでもう1度登場します。

ジョイを失なった後、街に溢れる巨大なホログラムのジョイの広告が、宣伝文句として彼に「good Joe(いい男といった意味の慣用句)」と語りかけるのです。

彼女が名付けた“本物の名前”もプログラムされたものの1つでしかないのでしょうか。

では、レプリカントとレプリカントではどうでしょう。

2組目はデッカードとレイチェルです。

デッカードがレプリカントか人間かという疑問は「ブレードランナー」では明確な答えがなく、諸説あって謎のままでしたが、「ブレードランナー2049」では、デッカードはレプリカントであるという前提の話になっています。(監督も明言しています。)

ウォレスは、デッカードとレイチェルが出会って恋をし、子供を産むということが、最初からプログラムされていた、そもそもそれを目的にタイレルによって作られたとデッカードに語ります。

だとしたら2人の感情は本当のものなのかと言うわけです。

つまり2人はアダムとイヴということです。

もうここまで言われると、正直、私たち人間を考えずにはいられないですよね。

人間も誰かと出会って家族を作るけれど、それは本当に自分たちで選択しているのか、ということです。

例えば、人間という種が滅びないようにプログラムされたものではないと言い切れるのでしょうか。

映画の中にも出てきますが、コンピュータが0と1の2進法なら、私たち人間もACGTの4つの塩基配列の並びで構成されているといいます。

考えれば頭が痛くなってくる話ですよね。

無理に答えを出す問題でも、私の頭で考えられる問題でもないですが、ちょっとだけ思ったことを書くと、それはデッカードが最後にKに問う「君にとって俺はなんなんだ」という言葉にヒントがある気がします。

Kは答えませんが、単純に言ってしまえば“間違っていたけど父親だと思った人”ですよね。

それは彼にとって一種の夢だったのかもしれません。

実際にそうではなかったけれど、それでも自分の命を危険に晒してまで守ろうとする価値を持つものです。

単なる思い込みでもプログラムでも埋め込まれた記憶でもなんでも、その人の中では“本当”なことだったら、別にいいやと私は思ってしまいます。

というか、私はそう思わないと生きていくことが出来ないと思います。

記憶も自らの選択も何もかもが自分のものでないなら、今ここで生きていることに意味はあるのでしょうか。

5.「ブレードランナー2049」はこんな人におすすめ

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画像出典:https://eiga.com/movie/85393/gallery/

では、最後にこの映画を特にオススメしたい方をご紹介します。

「ブレードランナー」と一緒にみると、さらに面白いので是非どちらもご覧ください。

2作の間の出来事を描いた「ブレードランナー2049」の前日譚というものも3作制作されていて、SonyPicturesJapanのYouTube公式チャンネルで見ることができるので是非チェックしてみてください。

ちなみに「ブレードランナー2049」とはまた別の「ブレードランナー」の続編の構想なんかもあるという話もあるそうです。

理系の人

私はバリバリの文系なので、映画の中に登場する近未来的なものたちが今の技術で実現可能なのかどうかなど、よく分からずに見たのですが、分かっている方が見たらさらに面白そうだなと思います。

新しい技術でものづくりをする方たちの倫理観なんかも問うている映画かもしれません。

映像を楽しみたい人

見どころでもご紹介しましたが、「ブレードランナー2049」は内容的にももちろん面白い映画ですが、視覚的な面白さも大きな魅力です。

実はこの映画のCGの使用が最小限に抑えられ、ほとんどが実際にセットを作って撮影されています。

細部にまでこだわった本物の世界を存分に楽しむことができます。

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