ディズニー「アラジン」実写版は、ウィル・スミスのアイドル映画?!

アラジンフライヤー

コンニチハ、ウィル・スミスだよ!

すいません、嘘です。エンタメブリッジ 、ライターのハイリです。

ディズニーが、名作アニメ「アラジン」(1992年)を実写化した、と聞いて公開初日に前のめりで鑑賞してきました。

これがですね、完全にウィル・スミスのアイドル映画だったんです!

ウィル・スミス演じるジーニーのトリックスター(常識をかき回す善人のような存在)ぶりが凄くて、絵が下手なんですけど、何個か描いてみました。

※下手くそなので、閲覧注意です! 

いきますよ。

アラジンあらすじジーニー

お目汚し失礼しましたが(てへぺろ)、今回の実写版「アラジン」は「ビッグ・フィッシュ」等の人気作を手がけた脚本家ジョン・オーガストが脚本を担当しています。

観客を一瞬も飽きさせない、サービス精神旺盛な超エンターテイメント作品に仕上がっていますよ。 

では実写版「アラジン」、張り切ってどうぞ!

(※なお、この記事には度々、筆者の下手くそな絵が挿入されますので、やや閲覧注意です。)

1.「アラジン」作品紹介

公開日: 2019年6月7日 (日本)
配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
監督: ガイ・リッチー
脚本: ジョン・オーガスト、ガイ・リッチー
音楽: アラン・メンケン
原作: アラジン
出演者: ウィル・スミス、メナ・マスード、ナオミ・スコット、マーワン・ケンザリ、ナヴィド・ネガーバン、他。

2.「アラジン」のあらすじ

アラジンあらすじ
画像出典:https://movie.jorudan.co.jp/

突然ですが、「アラジンのあらすじ」って10回言ってもらっていいですか?

(舌噛みそうだなっていうくらいで、特にオチはないんですが…。チーン!)

さて、今作はアニメ版の「アラジン」を観た人もそうでない人も、どちらでも楽しめるかと思います。

続編やシリーズではないので、どなたでもウェルカムです!

筆者は、昔、アニメ版を観たはずですが、ストーリーはうろ覚え状態で実写版を観ましたが、十分楽しめました。

では、どうぞ!

「アラジン」のあらすじ(ネタバレなし)

物語の始まりは、船の上。

人間の姿のジーニー(ウィル・スミス)が、子供達にアグラバーの話をするところから物語はスタート。

アグラバーは、貧しい国で、アラジン↓(メナ・マスード)は、泥棒をしながら何とか生活していました。

アラジンネタバレ
画像出典:https://www.cinemacafe.net/

アラジンは、実は心優しい青年で、お腹を空かせた子供達に少ない食料を分け与えます。

ある日、王女のジャスミン(ナオミ・スコット)が、身分を偽って、市場を歩いていると、お腹を空かせた子供達を見かけ、思わず店のパンを取って子供にあげてしまい…。

ジャスミンは王女なので、お金を持ち歩いておらず、店主に追われてしまい、それをアラジンが助けます。

ジャスミンはアラジンに、

私は、王宮の侍女。

と、身分を偽ってしまいます。

(↓画像が、アラジンとジャスミン)

アラジンとジャスミン
画像出典:https://www.cinemacafe.net/

ジャスミンは、大切にしていた母親の形見のブレスレットをアラジンが盗んだと勘違いし、怒って王宮に帰ります。(実際には、アラジンの相棒の猿アブーが隠していた)

王宮に帰ったジャスミンの前に現れたのは、外国の王子。

アグラバーの王(つまりジャスミンの父)は、一刻も早くジャスミンに跡取りと結婚して欲しいと願っていましたが、娘のジャスミンの気持ちは違いました。

ジャスミンは、自分が王になって、国民を幸せに導きたいと考えていたのです。

↑この部分が、アニメ版と比べて、ポリコレの思想が反映されていますね。

女性が王になっても良いという、ジェンダーの転換が起きています。

アニメ版では、好きな人と結婚してお姫様になりさえすれば幸せという価値観でした。

また一昔前のハリウッド映画では、「アメリカン・ミソジニー」と言って、女性嫌悪が描かれることも多かったので、女性の観客にとっては喜ばしい変化です。

一方、アラジンはまたジャスミンに会いたいと思い、夜の王宮に忍び込み…。

アラジンはジャスミンに形見のブレスレットを返し、2人はまた会う事を約束して別れます。

そして王宮には、ジャファー(マーワン・ケンザリ)という魔法使いの大臣がいて、悪巧みをしている様子。

アラジンジャファー
画像出典:https://www.disney.co.jp/movie.html

(↑この画像がジャファーですが、悪そうな魔法の杖持ってますね!)

ジャファーは、純粋な人間しか中に入れないと言う「魔法の洞窟」の中に魔法のランプを取りに行ってくれる人間を探していて、アラジンに白羽の矢が立ったのです。

アラジンは、無事に「魔法の洞窟」の中に入りますが、そこには金銀財宝が溢れており、それを触ってしまうと二度と外に出られません。

アラジンは、魔法の絨毯に助けられ、何とか魔法のランプを手にしますが、相棒の猿アブーが、誤って宝石に触れてしまい、溶岩に押しつぶされそうに…!

洞窟の入り口も塞がれ、外に出られなくなり、絶体絶命のアラジン…!!

「アラジン」のあらすじ(ネタバレあり)

アラジン見どころ
画像出典:https://www.disney.co.jp/movie.html

困ったアラジンが、魔法のランプをこすると、魔人のジーニー(ウィル・スミス)が登場!

よっ!大統領!陽気で、本当に楽しい魔人だよ、あんたは。←筆者、心の声

千年間もランプの中に閉じ込められていたジーニーは、アラジンの願いを3つまで叶えてくれるとか!

アラジンは、ジーニーの力で、早速洞窟から出してもらいます。

ですが、この時は、アラジンがランプをこすっておらず、1回目の願いにカウントされず!ラッキーなアラジン!

アラジンは、ジーニーと話す中で、ジャスミンが王女と知り、彼女と結婚できる王子になれるように、お願いします。←これが、1つ目の願いです!

アラジンネタバレなし
画像出典:https://www.disney.co.jp/movie.html

↑画像は、王宮でのジャスミンと侍女ですが、ジャスミンの肌の色と、エメラルドグリーンのドレスがピッタリ合っていて、素敵です。

余談ですが、ディズニーアニメで白人種以外のプリンセスを描いた作品は、アニメ版「アラジン」が第一号だったそう。

今では何人かいますが、当時としては画期的なことだったんですね!

アラジンは、架空の国の王子として、ジャスミンのいる王宮を訪ねます。

ですが、出迎えた王様やジャスミン達の前で、アラジンはやりとりに失敗。

その夜、魔法の絨毯で空を飛ぶアラジンとジャスミン。

このミュージカルシーンが見どころの一つです!

アラジン絨毯
画像出典:https://www.moviefone.com/

そこでジャスミンは、王子の格好をしたこの青年が、アラジンだ、と気がつきます。 

ですが、アラジンはそれを認めません。

ジーニーは、そんなアラジンにがっかりして、またランプの中に入ってしまいます。

一方、ジャファーは、王国を乗っ取ろうとし、自分の魔法を使って王様を操ろうとしますが失敗。

ジャファーは、アラジンを邪魔者と感じて、海に突き落としてしまいます。

そこでまたジーニーが登場!

ジーニーが、画面に登場するだけで、楽しさが100倍増しくらいになります!

アラジンが海底で溺れているところを、ジーニーが紙にサインをもらう形で、「2つ目の願い」として、アラジンを助け出します。

王宮では、ジャファーが、王を魔法で騙し、ジャスミンと結婚しようとしていました。

そこへアラジンがやって来てジャファーの魔法の杖を壊し、王は目を覚まします。

ジャファーは怒り狂い、魔法のランプを盗むと、自分を王にするよう願うのです。

王になったジャファーは、王やジャスミン達を牢に閉じ込めようとしますが、ジャスミンが衛兵に呼びかけ、それを阻止。

怒ったジャファーは、2つ目の願いをランプに託し、

最強の魔法使いにしてくれ。

と願いをかけ、その通りに。

ジャファーは、最強の魔法を使って、アラジンを遠い雪の国に飛ばしてしまうのです。

ですが、ジーニーが、アラジンを友人と感じていたので、こっそり魔法の絨毯をアラジンの元に送っていました。

アラジンは魔法の絨毯に乗って戻って来ます。

ジャファーとアラジンはランプの取り合いになり、アラジンは、

お前は世界最強の魔法使いではない、ジーニーの方が上だ!

と叫びます。

するとそれを聞いたジャファーは3つ目の願いとして、

世界最強の魔法使いにしてくれ!

と魔法のランプに頼みます。

ところが、世界最強の魔法使い=ジーニーなので、ジャファーは、ジーニーの代わりに魔法のランプに吸い込まれ、閉じ込められてしまいました。

ついに平和が訪れますが、アラジンは3つ目の願いとして、自分の願いよりも、友達のジーニーが願っていた

人間になって、自由になりたい。

という願いをジーニーに代わってランプに託します。

すると、ジーニーを魔人として長年拘束していた腕輪が外れ、人間の姿になりました。

ジーニーは、好きだった王室の侍女と共に、世界一周の船旅に出発。

↑これが、冒頭の船旅で人間の姿のジーニーが子供達に物語を語っている場面につながります。

一方、城を去ろうとするアラジン。

王は、国の法律を、

・女性でも王になれること

・相手が王子でなくても結婚できること

と変更。

それによりジャスミンは、去ろうとするアラジンを追いかけ、2人は結ばれました。

めでたし、めでたし!

3.「アラジン」の見どころ

アラジン見どころ追加
画像出典:https://theriver.jp/

続いては、実写版「アラジン」の見どころを紹介しちゃうぞ!(ウィル・スミスのラップ風の口調で)

現代的にアップデートされたストーリーライン

「アラジン」の原作は、「アラビアンナイト」(「千夜一夜物語」)の中に出てくる物語の一つ。

「アラビアンナイト」は何百年も語り継がれて来た話を集めた説話集ですが、その古くからの話を、現代的にアップデートしたストーリーラインが本作の見どころの一つです。

1992年のアニメ版「アラジン」では、ジャファーが割と高齢で、うら若いジャスミンと結婚したがっている描写がありますが、そこは今回の実写版では大きく変更されています。

アラジンアニメ
画像出典:https://www.cinematoday.jp/

今作のジャファーは、どちらかと言えば青年寄りの設定ですし、ジャスミンと結婚したがっているというよりは、王の座を奪って支配者になりたいという権力欲の方が勝っています。

そして更には、ジャスミンが、

国の民を救うため、自分が王になって国を治めたい。

と発言。

これらは、近年のハリウッド映画界で問題になっている、

・未成年者や弱者への性的搾取を許さない!

・力のある者が、女性に性的な嫌がらせ(ハラスメント)してはいけない!

・女性の賃金格差を見直そう!(男女差別の撤廃)

という流れが如実に反映されています。

実際、筆者が映画館で見た感じだと、観客の8割くらいが女性でしたし、幼児もいました。

子供向け作品を作るディズニーが、子供達に向けるメッセージに敏感になるのは当然なのではないでしょうか。

子供時代に見たものは、その人の考え方に大きく影響しますし…。

(筆者も、日本で子供向けアニメのシナリオを書いている友人に会う度に、「子供達が見ても安心なものをよろしく!」とうっとうしくも言い続けていたりします)

女性や子どもも安心して(気分良く)見られるエンターテイメントを作り続けるディズニーブランドは、しっかりと守り続けられている!と感じた筆者です。

アラジンとジーニーの友情

アラジンネタバレあり
画像出典:https://www.comingsoon.net/

アラジンは、3つ目の願いを自分自身のために使うのではなく、友人になったジーニーのために使います。

その男同士の熱い友情が、とても微笑ましくて心が温まります!

本作の’肝’は、ズバリ、アラジンとジャスミンの恋愛と並んで、この男同士の友情ではないでしょうか。

最初は、人間アラジンと魔人のジーニーの間で友情が芽生えたのですから、「異類婚姻譚」ならぬ、「異類友情譚」ですね。

自分とは種類が違う人(魔人)でも、優しく、自分らしく接していればいいことあるよ!ってことだと思いました。

そんな優しいアラジンだからこそ、賢明で優しいジャスミンと結ばれることができたのでしょう。

良き心を持ってさえいれば、未来は明るい、というディズニーらしいハッピーな視点の話です。

アラビアンな美術や衣装

アラジン衣装
画像出典:https://www.gpbnews.org/

アニメと違って実写なので、登場人物たちの衣装も凝っていました。

つうか、

やっぱディズニーって金あるよなー!

と筆者は、ややため息をついてしまいました。

視覚的にあそこまで色彩も装飾も美しい衣装が用意できるのは、資金力が豊富だからですよね。

「アラジン」を見ながら、ネズミーランド、おっと失礼しました、わざとではありません!ディズニーランドのネズミさんの顔がチラチラ浮かんできてしまいました!

日本映画を見ると、衣装も美術もCGもあそこまで豪華に出来ていないことが多いですからね…。

(日本は、「陰翳礼讃」だから地味で良いんだ、っていう話もあるかもですが…)

筆者も、映画の企画をプロデューサーに見せる機会が時々ありますが、やっぱり日本映画だとそこまで資金がないんじゃないですかねー。

黒澤明・小津安二郎・溝口健二が、世界中の映画祭を席巻した「日本映画黄金期」は、過去の遺物なのでしょうか?

それとも、日本映画が復権する日が来るのか?

これは、映画制作者たちの熱意もそうですが、それを下支えするファンや資本家たちの協力も不可欠ですね。

映画を始めとする文化が、世の中を豊かにするはずなんですけど…。

おっと、完全に脱線してしまいました。

そんなことは考えずに、純粋に楽しんで欲しいと思います!(てへぺろ)

ミュージカルパートや、アラジンのアクション

ミュージカルパートは、歌って踊って、豪華で楽しいですよ。

あの有名な「ア、ホールニューワールド♪」のアノ曲ですね。

アニメ版でも音楽を担当した巨匠のアラン・メンケンが、実写版でも参加しています。

またアラジンが、身軽な泥棒で、街中をひょいひょいと移動するのですが、これが「パルクール」と呼ばれる、フランスの軍事訓練から発展して出来た動作&スポーツだそうです!

見ていて楽しいです。

4.「アラジン」筆者の視点

アラジン筆者の
画像出典:https://www.disney.co.jp/movie.html

今作と同じディズニーが買収したマーベルの作品で、「ブラック・パンサー」という映画があります。

すごく面白いので、別の機会に紹介したい作品ですが、この映画、主要な登場人物がほぼ全員黒人でした。

そして、唯一と言って良い白人の人物が、何と間抜けなキャラで描かれていたのです。

これは、今までのアメリカ映画と大逆転の発想で、すごいことなんですね。

どれくらい凄いことかを日本で例えれば、うーん……。

古来から日本の国の象徴であるアノ方が、映画で踊りまくるくらいの衝撃?!

え、違う?

(←あ、これってもしかして不謹慎ってやつですか?すいません、すいません、すいま千円!)

で、今回の「アラジン」実写版は、「ブラック・パンサー」ほどではないものの、アラジン役のメナ・マスードは、エジプト生まれのカナダ人で、ジャスミン役のナオミ・スコットは、母親がウガンダ出身のインド系移民です。

魔人のジーニー役のウィル・スミスも黒人ですので、主要人物全員がアメリカ映画としては人種的マイノリティであるというのは大きな特徴ではないでしょうか。

「アラジン」の物語そのものの場所が中東の辺りですので、当然かもしれませんが、脇役の魔人役まで非白人種で占められているのは現代的だなーと感じました。

(そもそも、ウィル・スミスはドル箱の役者とは以前から言われてますけども…。)

アラジンイラスト

また黒人の映画監督のバリー・ジェンキンスやスパイク・リーも第一線で活躍していますので、応援していきたいと思います。

※またもや下手なイラストを唐突に載せてしまいました。「え、描いたのジーニーだけ?!」という苦情は受け付けておりません!笑。

5.「アラジン」をオススメしたい人

アラジンオススメ
画像出典:https://www.cinemacafe.net/

「アラジン」は、「俺は、ファンタジーは見ない!」と決めていたり、「ミュージカルを観ると、具合が悪くなる!」というような人々を除けば、ほぼどなたでも楽しめます!

どんな人でも(傷つけられる事なく)楽しめる作品作りって、実はものすごくハードルが高いですよね…。

ミュージカルや、アクション映画好きな人

ミュージカル好きな人は、間違いなく楽しめます!

「アラジン」のあの有名な曲が流れると歌いたくなりますが、グッとこらえて、映画館の外に出て歌ってくださいね(笑)。

そして、何と意外にも、アクション好きには、冒頭の街中の屋根を移動する(先述のパルクール!)場面などは、見ていて楽しいと思います!

アラジン、身軽そうで良いなー、と思いながら観ていました(笑)。

面白いジーニーに、常識をかき回されたい人

ジーニーみたいに魔法が使えて陽気な友達がいたら人生楽しいですね。 

あんな人はなかなかその辺にいないと思いますので、自分がそうなるよう努力するしかないですね。(?)

何言ってんでしょうか、私は。

とにかく、ウィル・スミスの役者として、人間としての魅力が大全開です。

彼は、普段から、陽気なのでしょうか?

ウィル・スミス本人が、インスタグラムで、「悪い予感がしたら、サッサと離れる」という言葉を載せていました。

あまり多くを語らないながらも、自分の心をうまくコントロールする術を持っているのでしょうか。

彼のように、ご機嫌なメンタルを保てる人間になりたいものです。

映画館で、他のお客さん(高齢者の男性)が、「ウィル・スミスが適役だったなー」と呟きながら、映画館を後にする姿を目撃しましたので、同性から見ても魅力的だったのでしょう。

ちなみに、ウィル・スミスにハマった方は、本人のインスタグラムが自作動画を公開していて、かなり笑えますのでオススメです。

またこちらも主演の「メン・イン・ブラック」(1997年)も面白いのでオススメです! 

以上、ウィル・スミスのアイドル映画と言っても過言ではない、実写版「アラジン」でした。

では、最後に、うちの幼児にややウケした失敗作の絵を載せて、失礼します。

アラジンジーニー

ちゃお!

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